食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05560360305
タイトル 欧州連合(EU)、肉用鶏向けのendo-1 ,4-beta-xylanase及びendo-1 ,3(4)-beta-glucanaseの調製品の認可の更新等を官報で公表
資料日付 2021年2月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は2月25日、肉用鶏向けのendo-1
,4-beta-xylanase及びendo-1
,3(4)-beta-glucanaseの調製品の認可の更新に関して、及び欧州委員会規則(EC) No 1091/2009を廃止する欧州委員会施行規則(EU) 2021/329を官報(PDF版5ページ)で公表した。 
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において使用する添加物の認可並びにその根拠及び手続きを規定している。
 endo-1
,4-beta-xylanase及びendo-1
,3(4)-beta-glucanaseの調製品は欧州委員会規則(EC) No 1091/2009の規定により、肉用鶏に用いる飼料添加物として10年間認可された。
 規則(EC) No 1831/2003第14条の規定に従って、Trichoderma reesei MUCL 49755株により産生されるendo-1
,4-beta-xylanase及びTrichoderma reesei MUCL 49754株により産生されるendo-1
,3(4)-beta-glucanaseの調製品を添加物カテゴリーの「畜産添加物」、機能グループの「消化促進剤」における肉用鶏に用いる飼料添加物として認可更新を求める申請書が提出された。この間、微生物Trichoderma reeseiは Trichoderma longibrachiatumに名称変更された。
 欧州食品安全機関(EFSA)は2020年3月の意見書において、申請者は当該添加物が提案された使用条件の下で認可条件を満たすことを示すデータを提出したと結論付けた。EFSAはTrichoderma longibrachiatum MUCL 49755株により産生されるendo-1
,4-beta-xylanase及びTrichoderma longibrachiatum MUCL 49754株により産生されるendo-1
,3(4)-beta-glucanaseの調製品が動物の衛生、消費者の健康及び環境に対して有害影響を及ぼさないと結論付けた。EFSAは更に、当該添加物は皮膚及び呼吸器の感作性物質と見なされるべきであると述べた。したがって欧州委員会は、ヒトの健康、特に当該添加物の使用者に関して有害影響を防止するために適切な予防措置が講じられるべきであると考える。EFSAはまた、リファレンスラボラトリーから提出された飼料中の当該添加物の分析法に関する報告書についても検証した。
 当該調製品の評価は、規則(EC) 1831/2003第5条に規定されている認可条件が満たされていることを示している。したがって、同規則付属書における規定に従って当該添加物の認可は更新されるべきである。本規則付属書に規定される条件に基づく飼料添加物としての当該調製品の認可更新の結果、欧州委員会規則(EC) No 1091/2009は廃止されるべきである。
 以上の観点及び経過から、欧州委員会施行規則(EU) 2021/329を採択する。
第1条 Trichoderma longibrachiatum(旧称Trichoderma reesei) MUCL 49755株により産生されるendo-1
,4-beta-xylanase及びTrichoderma longibrachiatum(旧称 Trichoderma reesei)MUCL 49754株により産生されるendo-1
,3(4)-beta-glucanaseの調製品は、添加物カテゴリーの「畜産添加物」及び機能グループの「消化促進剤」に属しており、本付属書に規定される条件に従って認可を更新する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32021R0329&from=EN
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