食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05560310104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、鹿慢性消耗病(CWD)の発生に関する情報を更新 |
資料日付 | 2021年2月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は2月24日、鹿慢性消耗病(CWD)の発生に関する情報を更新した。概要は以下のとおり。 2021年1月現在、米国本土の少なくとも25州及びカナダの2州において、移動範囲に制限のない(free-range)、シカ(deer)、アメリカアカシカ(elk)及び/又はヘラジカ(moose)でのCWDが報告されている。更に、ノルウェー、フィンランド及びスウェーデンではトナカイ及び/又はヘラジカでのCWDが報告されており、韓国では少数の輸入症例が報告されている。当該疾病は、農場で飼育されたシカ及びアメリカアカシカでも見つかっている。 全国的にみれば、移動範囲に制限のないシカ及びアメリカアカシカでの全体的なCWD発生率は比較的低い。しかし、疾病が発生しているいくつかの地域では、感染率はおそらく10%(10頭中1頭)を超え、局所的には25%(4頭中1頭)よりも高い感染率が報告されている。一部の飼養(captive)シカでの感染率はより高く、少なくとも1つの飼養シカ群で感染率が79%(5頭中4頭に近い)であったことが報告されている。 2021年1月時点で、米国25州の339郡から、移動範囲に制限のないシカ科動物でのCWDが報告されている。 (訳注1)飼養(captive)とは、移動範囲に制限のある状態で飼育されていることを指す。 (訳注2)シカ(deer)には、オジロジカ等の小型のシカ科動物が含まれる。 (訳注3)前回更新時(2020年8月)からの変更内容は、発生が報告された米国内の州(オハイオ州の1州)及び郡(アーカンソー州1郡、イリノイ州1郡、カンザス州5郡、ミシシッピ州1郡、ミズーリ州2郡、ノースダコタ州 2郡、オハイオ州1郡、サウスダコタ州 4郡、テネシー州1郡、バージニア州3郡、ウィスコンシン州3郡の計24郡)の追加である(米国の州数は24から25に増加、郡数は315から339に増加)。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | https://www.cdc.gov/prions/cwd/occurrence.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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