食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05540360301 |
| タイトル | 論文紹介:「欧州の海中養殖(mariculture)の養殖魚における人獣共通感染性のアニサキス線虫のリスクは無視できる、2016年~2018年」 |
| 資料日付 | 2021年1月14日 |
| 分類1 | --未選択-- |
| 分類2 | --未選択-- |
| 概要(記事) | Eurosurveillance(2021 , 26(2):pii=1900717)に掲載された論文「欧州の海中養殖(mariculture)の養殖魚における人獣共通感染性のアニサキス線虫のリスクは無視できる、2016年~2018年(Negligible risk of zoonotic anisakid nematodes in farmed fish from European mariculture , 2016 to 2018)、著者ML Fioravanti、A Gustinelli (Department of Veterinary Medical Sciences , Alma Mater Studiorum University of Bologna , イタリア)ら」の概要は以下のとおり。 漁業及び水産養殖により供給される魚製品の、生又は十分に火を通さない形態の需要の増加は、人獣共通感染性の魚類の寄生虫のヒトへの伝播リスクの懸念を生じさせる。こういった背景から、現在欧州連合(EU)では、規則(EC) No 853/2004附属書IIIを改正する委員会規則(EU) No 1276/2011が制定されており、これらの製品の冷凍処理が義務付けられている。人獣共通感染性の寄生虫、特にアニサキス幼虫は天然魚で多く記録されている。しかしながら、欧州の養殖製品におけるアニサキス幼虫の存在に関するデータは大西洋サケ(Salmo salar)を除いてわずかしかない。同種においては、人獣共通感染症のリスクは無視できると評価されており、冷凍処理から除外されている。 本研究では、大西洋サケ以外の欧州の養殖海洋魚の人獣共通感染性のアニサキス科寄生虫のリスクの評価を目的とした。 2016年から2018年までに、イタリア、スペイン及びギリシャの14の養殖場に由来する6 ,549尾の養殖魚(2 ,753尾のヨーロッパヘダイ(Sparus aurata)、2 ,761尾のヨーロピアンシーバス(Dicentrarchus labrax)及び1 ,035尾のイシビラメ(Scophthalmus maximus))の観察に基づく寄生虫学的調査(observational parasitological survey)が実施された。さらに、デンマークの海中養殖のニジマス(Oncorhynchus mykiss)200尾に加え、他国(ギリシャ、クロアチア及びトルコ)からイタリア及びスペインへ輸入されたヨーロッパヘダイ352尾及びヨーロピアンシーバス290尾が検査された。これらの魚は視覚的検査及びキャンドリング法(光透過法)により検査された。生鮮の内蔵器官/切り身検体は人工的な消化又は圧平後UV照射により、アニサキス幼虫について視覚的に検査された。 検査されたいずれの魚にも人獣共通感染性の寄生虫は見つからなかった。 欧州の海中養殖に由来するこれらの検査された魚種については、人獣共通感染性のアニサキス科に関連するリスクは無視できる(negligible)とみられる。当該研究は現在のEU規則の改正の判断における基礎的知見となる。 |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | Eurosurveillance (2021 , 26(2):pii=1900717) |
| URL | https://www.eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2021.26.2.1900717 |
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