食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05540310470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、エルシニア症に関する2019年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2021年1月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は1月25日、エルシニア症に関する2019年疫学報告書を公表した(6ページ)。 1.2019年に欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)の29か国で7 ,048人のエルシニア症確定症例が報告された。 2.全体的な届出率は人口10万人対1.7例であり、2015年から2019年まで一定である。 3.最も届出率が高かったのはフィンランド、リトアニア及びチェコ共和国であった。 4.0~4歳児で最も届出率が高く、男児は人口10万人対7.2例、女児は同5.9例であった。 5.2019年においてエルシニア症はEU/EEAで4番目に多く報告された食品由来人獣共通感染症であった。ヒトへの感染の大半(99%)はYersinia enterocoliticaが原因である。 6.Y. enterocoliticaの主たる病原巣(reservoir)は養豚であり、豚や豚肉製品で最も頻繁に検出される同細菌の生物型・血清型(bioserotypes)はヒトの感染においても最も多く報告されている。 7.Y. pseudotuberculosisはヒトの食品由来感染の原因となることは稀だが、その場合一般に集団感染を引き起こす。これらの集団感染の主な原因は、汚染された野菜、特に数ヶ月間冷蔵保存された根菜類であった。近年では、野菜に由来するY. enterocoliticaの集団感染も報告されており、豚肉以外の汚染源が寄与する可能性が示唆されている。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://www.ecdc.europa.eu/sites/default/files/documents/AER-yersiniosis-2019.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/yersiniosis-annual-epidemiological-report-2019 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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