食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05540260344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、外因性汚染物質(汚染物質、食品照射、放射能)のAFSCAの分析プログラムの評価に関する意見書を公表
資料日付 2021年1月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は1月22日、外因性汚染物質(汚染物質、食品照射、放射能)のAFSCAの分析プログラムの評価に関する意見書を公表した。
 AFSCAの分析プログラムの定期的な評価の一環で、科学委員会は、食品、飲料水、加工食品用の水、飼料、肥料、土壌改良剤、及び栽培基質に含まれる外因性汚染物質に関する分析プログラムの調査を依頼された。即ち、2010~2018年に報告された検査結果は潜在的な傾向を示しているかどうか確認すること、AFSCAによる分析プログラムの全般的なアプローチの実施状況を評価すること(選択したマトリクスとハザードの組み合わせに関する検査の努力、これらの組み合わせに関する分析数)、及び2020年の分析プログラムの欠陥を特定することである。
 外因性汚染物質には、重金属、半金属、難分解性有機汚染物質、食品と接触することによって移行する物質、食品照射や放射能のような多くのパラメータが含まれる。本意見書ではベンゼン、(不正に添加された)メラミン、アンモニウム、トリハロメタン、1
,2-ジクロロエタン、硝酸塩、食品照射や放射能を対象とした。
 2010~2018年は食品と水に含まれるベンゼンについて分析したが、2020年のAFSCAの分析プログラムでは水のみを対象とした。ベンゼンは分析した食品の5分の1に検出された。最も多く検出されたのはコーヒー(コーヒー豆、粉、インスタント)、次に海産物とその加工食品であった。傾向の分析からコーヒーに含まれるベンゼンは増加したが、魚に含まれるベンゼンは減少した。文献調査からベンゼンの摂取はほとんど危惧しなくてよいと考えられるが、ベンゼンの有害影響を考慮し、コーヒー、魚介類製品、香味料について毎年でなく2年に一度分析することを推奨する。AFSCAの検査プログラムの一環で、飲料水、食品加工用水にベンゼンはほとんど検出されなかった(検体の1~2%)。食品の分析と同様、毎年でなく2年に一度の分析を予定している。
 食品及び飼料に含まれるメラミンの報告は極めて少なかった(<1%)ことから、傾向の分析の必要性はない。これらの分析は、窒素含有量をつくるために不正に添加されたメラミンの存在に関連しており、たん白質量は人為的に高く見える(言い換えると、食品接触材料からのメラミンの移行ではない)。また、現在はこの不正が引き続き行われているという徴候はない。したがって科学委員会は、これらを毎年実施する分析の対象にしないことに同意する。同様に飼料についても毎年の分析は実施しない。特定の追跡は、例えば2年に一度、また不正の疑いがあった場合、食品について、特に乳幼児用食品に重点を置いて実施することが適切である。
 アンモニウム、トリハロメタン、1
,2-ジクロロエタンの分析は、飲料水及び食品加工用水のみを対象としている。
 AFSCAの分析プログラムの一環で、硝酸塩は食品及び水について検査される。2010~2018年の結果では、ホウレンソウ、特に冷凍ホウレンソウ及び水源に増加が見られた。緑の葉物野菜(ホウレンソウ及びレタス)、乳幼児用食品、水道水以外の水に含まれる硝酸塩の含有量の監視の継続を推奨する。
 食品照射の検査は、照射された食品の表示に関する現行の法律の適用及び放照射が認められた食品のポジティブリストの順守を確認することを目的としている。食品照射の検査結果は、「順守」又は「不順守」で報告される。2010~2018年に検査された食品の2.3%のみが順守していなかった。傾向の分析はしていない。科学委員会は、これらの分析プログラムに関するコメントはない。
 放射能の分析は、法律によって課されている食品中のセシウム134及びセシウム137の検査を主に実施した。2010~2018年に実施された食品及び飼料の全ての分析は順守した結果であった。これらの分析は現在再検討されている。科学委員会は、高リスク区域に由来するリスクマトリクス(バルト海の魚、東欧のジビエ等)に検体採取の焦点を当てるべきだと指摘した。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.afsca.be/comitescientifique/avis/2021/_documents/Avis02-2021_SciCom2017-07D_contaminantsexogene-divers_website.pdf

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