食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05540030344 |
| タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、食品中のニッケルの介入基準値に関する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2021年1月11日 |
| 分類1 | --未選択-- |
| 分類2 | --未選択-- |
| 概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は1月11日、食品中のニッケルの介入基準値(action limit)に関する意見書を公表した。 AFSCAは、乳児用調製食品(穀類又は野菜を基にした食品)、ヘーゼルナッツ、油糧種子(亜麻等)、飲料(アルコール、乳等)、チョコレート、ムール貝、小麦、小麦粉、野菜(レタス、ネギ等)に含まれるニッケルの介入基準値を提案するように科学委員会に依頼した。 科学委員会は科学データを基にしてニッケルの推定許容濃度(EAC)を設定した。EACは、食品を介した物質へのばく露によってリスク又は公衆衛生への懸念を引き起こすことのない食品に含まれる物質のリスクを基にした濃度限界値である。算出されたEACはリスク管理者が介入基準値を設定するために利用される。EACは経済協力開発機構(OECD)と数学の規則に従って、端数を処理される。 各食品に含まれるニッケルのEACは、ニッケルの耐容一日摂取量(TDI)である13μg/kg体重/日を、各食品の95パーセンタイル(P95)の摂取データで割ることで算出した。 EACを市場の食品に含まれるニッケルの濃度と比較した。ベルギーで販売されている食品検体700種類以上を2017~2019年に分析した研究プロジェクトの結果と比較すると、ミルクチョコレートに含まれるニッケルのEAC(6mg/kg)は、チョコレートの検体のニッケルの最大濃度(8.5mg/kg)より低かった。また、豆類に含まれるニッケルのEAC(5mg/kg)は、インゲン豆の検体の最大濃度(10mg/kg)より低かった。 カカオ製品の検体の濃度が高い(2000μg/kg(25P)~5430μg/kg(95P)、2020年のEFSAのデータ)にもかかわらず、限られた検体のカカオ(飲料)のみがEACを超過した(カカオ粉末の濃度が高く、ニッケルの濃度が高いカカオ粉末を使用する場合)。カカオ豆の産地がカカオのニッケル含有量に大きく影響する。 対象となる各々の食品の科学データを基にしてニッケルのEACを設定した。しかし、EACはニッケルによる全身性接触皮膚炎患者の保護を保証するものではないことに注意すべきである。 EACは介入基準値として使用することができる。この値を超えた場合に適用される対策や行動は、リスク管理者によって決定される。 カカオは、カカオ製品(チョコレート等)に無視できない量のニッケルが含まれる要因となっている。したがって、カカオ豆に含まれるニッケル含量の監視を産業界に推奨する。また、高濃度のニッケルによるカカオ粉末の汚染は、栄養学的な推奨事項設定の際に考慮されるべきである。特に、胎児はニッケルに感受性が高いことから妊婦には注意をする必要がある。 ドライフルーツ、ピーナツバター、ヘーゼルナッツのスプレッド、朝食用シリアル、大豆製品は、ニッケル含量を分析することが妥当であることを確認した。3歳から9歳の子供におけるニッケル摂取量の14%及び11%は、大豆製品及び朝食用シリアルが要因であると推定された。したがって、これらの食品のEACを算出するべきか検討することが妥当であると考える。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ベルギー |
| 情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| 情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
| URL | http://www.afsca.be/comitescientifique/avis/2020/_documents/Avis01-2021_SciCom2016-31D_LANikkel.pdf |
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