食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05530330149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての乾燥チャイロコメゴミムシダマシ(yellow mealworm、Tenebrio molitorの幼生)の安全性関する科学的意見書を公表
資料日付 2021年1月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月13日、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての乾燥チャイロコメゴミムシダマシ(yellow mealworm、Tenebrio molitorの幼生)の安全性に関する科学的意見書を公表した(11月24日採択、PDF版29ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2021.6343)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの栄養補助食品・栄養・アレルギー関するパネル(NDAパネル)は、規制(EU) 2015/2283に準拠する新食品としての乾燥チャイロコメゴミムシダマシ(yellow mealworm、Tenebrio molitorの幼生)の安全性に関し意見を表明するよう求められた。
 チャイロコメゴミムシダマシという用語は、ゴミムシダマシ科(Tenebrionidae)に属する昆虫種Tenebrio molitorの幼生の形態を指す。当該新食品は、管理された飼育条件下において生産され、加工(加熱乾燥)されたチャイロコメゴミムシダマシ全体であり、除去される部位はなく、乾燥した昆虫の形態(湯がいた後にオーブン乾燥)、又は、粉末の形態(湯がいた後にオーブン乾燥及び粉砕)である。主として、タンパク質、脂肪、繊維(キチン)から構成される。
 NDAパネルは、当該新食品中の汚染物質含有量は、昆虫飼料中の汚染物質の存在量に依存することを指摘する。チャイロコメゴミムシダマシは雑食性であるが、通常、小麦粉或いは小麦ふすまを飼料として生産される。
 NDAパネルは、全貯蔵寿命の期間において提案された規格制限に準拠している場合、当該新食品の安定性に関する安全上の懸念はないと指摘する。キチンに由来する非タンパク質性窒素が存在するため、窒素-タンパク質変換係数を6.25として適用すると、実際のタンパク質含有量は過大評価されることとなるが、当該新食品のタンパク質含有量は高い。
 申請者は当該新食品を、乾燥昆虫の全形をスナックとして、粉末の形態を多様な食品(エネルギーバー、パスタ、ビスケット等)に添加される食品成分として使用すると提案した。申請者提案の対象母集団は一般母集団である。
 NDAパネルは、成分組成と提案された使用条件を考慮し、当該新食品の摂取は栄養学的に不利益とはならいないと指摘する。
 文献に由来する提出された毒性試験は安全性の懸念を提起しない。
 NDAパネルは、当該新食品の摂取により、チャイロコメゴミムシダマシに含有されるタンパク質に対する一次感作(primary sensitisation)及びアレルギー反応が誘発される可能性があり、甲殻類及び屋内塵性ダニに対するアレルギーを有する摂取者にアレルギー反応を引き起こす可能性があると考える。さらに、飼料由来のアレルゲンは、最終的に当該新食品に混入する可能性がある。
 NDAパネルは、当該新食品は提案された用途及び用量において、安全であると結論する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6343

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