食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05520400470
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)、2020年8月~12月の鳥インフルエンザに関する調査報告書を公表
資料日付 2020年12月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12月11日、2020年8月~12月の鳥インフルエンザに関する調査報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 2020年8月15日から12月7日までの間に、欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)15か国及び英国で、野鳥、家きん及び捕獲鳥類における高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルスの検出が561件報告された。最も多く影響を受けた国はドイツ(n=370)、次いでデンマーク(n=65)及びオランダ(n=57)であった。
 ウイルス検出の大部分は野鳥(n=510)で報告されており、主にカオジロガン(barnacle goose)、ハイイロガン(greylag goose)及びヒドリガモ(Eurasian wigeon)で検出された。猛禽類でも感染が検出されている(特にヨーロッパノスリ(common buzzard))。これら鳥類の大部分は死亡又は瀕死の状態で見つかっているが、外見上は健康なカモ又はガンのHPAIウイルス感染も報告されている。家きんでは合計で43件のHPAI集団感染が通知されており、少なくとも33件で鳥インフルエンザ感染の兆候が観察された。最も可能性の高い感染源は野鳥との間接的な接触であった。
 A(H5N8) (n=518)、A(H5N5) (n=17)、A(H5N1) (n=6)の3種類のHPAIウイルス亜型と4つの異なる遺伝子型が確認されており、これは欧州へ複数のウイルス導入が起こったことを示唆している。EU/EEA諸国で確認された遺伝子再集合A(H5N1)ウイルスは、低病原性ウイルスから遺伝子セグメントを獲得したものであり、欧州外でヒトへの感染を引き起こしているクレード2.3.2.1cなどのA(H5N1)ウイルスとは関連性がない。
 欧州諸国の越冬地域への野生の水鳥の秋の移動や、これらの鳥類の局所的な移動が予想されることから、欧州内へのHPAI A(H5)ウイルスの侵入及びさらなる拡大の危険性は依然として高い。
 野鳥から家きんへのウイルス伝播のリスクは高く、EU加盟国は、欧州委員会施行決定(EU) 2018/1136で規定される措置を自国の領土内の「高リスク地域」で実施すべきである。デンマーク、オランダ及び英国の繁殖農場での集団感染の検出は、汚染された材料(敷料/わら)や設備を介した侵入のリスクも強調している。特にリスクの高い地域においては、高度かつ持続可能なサーベイランスとバイオセキュリティの維持がとりわけ重要である。
 報告期間中に人獣共通感染症のA(H5N1)及びA(H9N2)鳥インフルエンザウイルス感染によるヒト症例が2例報告された。一般住民及び旅行に関連する輸入症例のリスクは非常に低いと評価された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://www.ecdc.europa.eu/en/publications-data/avian-influenza-overview-august-december-2020

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