食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05520040108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、新規の広範囲用途の殺菌剤フルインダピルの登録を提案
資料日付 2020年12月23日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は12月23日、新規の広範囲用途の殺菌剤フルインダピル(fluindapyr)の登録を提案した。概要は以下のとおり。
 EPAは、農業及び非農業用途で葉面へ使用する新規殺菌剤有効成分フルインダピルを登録する決定の提案について意見募集を行う。
 EPAは、濃縮懸濁液の形状でのフルインダピルの登録を、以下の農業用途で提案している。
 大豆/作物グループ15(穀物)、稲を除く/作物グループ16(穀物、飼料及びわら)/作物グループ14-12(木の実)
 提案されている非農業用途は以下のとおり。
 ゴルフコース/公共用地、施設及び商業施設周辺の芝地及び景観エリアの芝生/コンテナ及び野外で栽培された観賞用植物/温室の観賞用植物/公益事業用地、道路脇、鉄道及び工業地域
 フルインダピルは、炭疽病、アルテルナリア斑点病(黒斑病)(alternaria leaf spot)、バミューダグラスの葉枯病(bermudagrass decline)、灰星病(brown rot blossom blight)、葉さび病(leaf rust)、紅色雪腐病 (pink snow mold)、うどんこ病(powdery mildew)、胴枯れ病(rot eastern filbert blight)及び腐敗病等(scab)の広範囲の真菌性病害から保護する。
 フルインダピルは、ペカンの腐敗病に対する管理計画での新たなツールを提供する。非ストロビルリン系殺菌剤として、大豆のストロビルリン耐性C.sojina(ダイズ斑点病菌)の管理に役立つであろう。フルインダピルは、ペカン及び大豆の殺菌剤耐性管理にも役割を果たす可能性がある。アーモンド、芝草及び観賞用作物等の他の作物おいて、フルインダピルは利用可能な代替殺菌剤と同等であると見られる。
 EPAは、ヒトの健康の懸念となるような、食事、住居あるいは統合的なリスクを特定していない。職業作業者での懸念となるリスクは、提案されたラベル表示に指定されている個人用保護具の使用と、必要に応じて14日間の立ち入り制限を実施することによって軽減されるであろう。
 EPAは、ミツバチに対する潜在的な生態学的リスクに対処するための特定の緩和策を提案している。これらには、ばく露を減らし、アーモンドへのフルインダピルの適用時期を「開花期後のみ」に制限するための散布ドリフト管理の強い勧告文が含まれる。
 意見募集期間は30日間である。
 フルインダピルのヒト健康リスク評価書(70ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.regulations.gov/contentStreamer?documentId=EPA-HQ-OPP-2018-0551-0020&contentType=pdf
 関連文書は以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2018-0551」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-proposes-register-new-broad-spectrum-fungicide
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