食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05500300164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、オランダにおける2018年から2019年の集団食中毒に関する報告書を公表
資料日付 2020年11月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は11月19日、オランダにおける2018年から2019年の集団食中毒に関する報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 2006年から2017年の間に合計4
,155件の集団食中毒、21
,802人の患者が発生した。2018年は756件の集団食中毒、2
,805人の患者、2019年は735件の集団食中毒、3
,058人の患者が報告された。例年通り、主な病原体はノロウイルスであり、サルモネラ属菌とカンピロバクターがそれに続いている。両年に報告されたその他の病原因子は、A型肝炎ウイルス、ヒスタミン、リステリア・モノサイトゲネス、志賀毒素産生性大腸菌、黄色ブドウ球菌、寄生虫であった。
 これらのデータは食品・消費者製品安全局(NVWA)と地方の公衆衛生局(GGD)によるものである。これらの機関は食品由来感染症や集団食中毒を登録、調査し、更なる患者や集団食中毒の発生を防いでいる。そのために、特定の専門的知見を活用して感染源を追跡し、原因となる病原体の性質を明らかにする。NVWAは、食品に病原体が含まれていないか調査し、感染源や調理及び販売された場所を調査する。GGDは汚染食品にばく露された人に焦点を当て、可能性のある感染源を推定している。
 RIVMはこれらの機関のデータを統合して分析する。このアプローチによって集団食中毒の原因や発生頻度に関する知見が得られ、長年にわたる変化及び傾向について認識することができる。得られたデータは実際の集団食中毒の件数及び感染者数より低く見積もられている。それは、すべての感染者が医療機関を受診したり、NVWAに通知されるとは限らないことが主な原因である。更に、汚染された食品が疾患の原因であることがいつも確実であるわけではないことも原因である。
 当該報告書(52ページ、オランダ語)は下記URLから入手可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2020-0131.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/publicaties/registratie-voedselgerelateerde-uitbraken-in-nederland-2018-2019
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