食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05480320149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、非反すう動物の家畜用飼料に反すう動物のコラーゲン及びゼラチンを使用することによりもたらされるBSEの潜在的リスクに関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年10月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月28日、非反すう動物の家畜用飼料に反すう動物のコラーゲン及びゼラチンを使用することによりもたらされるBSEの潜在的リスクに関する科学的意見書(2020年9月22日採択、68ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは、ヒトの消費に適した原材料又はカテゴリー3(※訳注)に分類される動物副産物から生産される反すう動物のコラーゲン及びゼラチンが、水産養殖動物を含む非反すう動物用の飼料に使用されることによりもたらされる牛の牛海綿状脳症(BSE)のリスク(C型、L型及びH型BSE)の評価の要請を受けた。
 牛が反すう動物のコラーゲン又はゼラチンに交差汚染された反すう動物用飼料にばく露され得る3つのリスク経路(Risk Pathway: RP)が特定された。リスク経路1:規則(EC) No 853/2004に基づき生産されたゼラチン及びコラーゲンが、食品残渣(former foodstuffs)に持ち込まれ、その後動物用飼料の生産に再利用される。リスク経路2a:規則(EC) No 853/2004に基づき生産されたゼラチン及びコラーゲンが技術的添加物(ビタミン類封入のため)又は栄養添加物(犬及び馬用サプリメント)として、また配合飼料の構成成分として飼料に使用される。リスク経路2b:規則(EU) No 142/2011に基づき生産されたゼラチン及びコラーゲンが技術的添加物又は栄養添加物として、また配合飼料の構成成分として飼料に使用される。
 確率論的モデルが作成され、BSEの臨床症状を呈する30か月齢超の感染個体1頭の骨と皮から生産されるゼラチン(ワーストケースシナリオ)のBSE感染価が牛経口50%感染量(CoID50)/kgで推定された。無視できるBSEリスクステータスを有する欧州連合(EU)加盟国ではそのBSE感染価(50パーセンタイル推定値)は、7.6×10の-2乗CoID50/kgであり、管理されたBSEリスクステータスを有する加盟国では3.1×10の-4乗CoID50/kgであった。当該評価では、潜在的な汚染経路、そして現在のEUの疫学的状況及び法定管理に関するモデルの結果(不確実性を含む)が考慮された。
 牛が1年間にばく露されるであろう推定BSE感染価を考慮すると、たとえEUにおいて推定される未検出BSE患畜すべてがコラーゲン又はゼラチンの生産に使用された場合(ヒトの消費に適した原材料又はカテゴリー3の動物副産物原材料のいずれかを使用)でも、3つのRPのいずれかを介して牛集団に新たなBSE患畜が発生しない確率は99-100%(ほぼ確実(almost certain))であると結論付けられた。
(※訳注)規則(EC) No 1069/2009によって、非食用の動物副産物は、リスクの程度により3段階のカテゴリーに分類されている。カテゴリー3は、食用に適合しているが、商業的な理由により食用として意図されていないと畜動物の部位を含む動物副産物等。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6267

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