食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05480280160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食品加工が肉及び食肉製品の薬剤耐性(AMR)細菌に与える影響に関するクリティカルレビューの結果を公表
資料日付 2020年10月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は10月8日、食品加工が肉及び食肉製品の薬剤耐性(AMR)細菌に与える影響に関するクリティカルレビューの結果を公表した。概要は以下のとおり。
 最近まで、AMRに関する調査研究は主に家畜及びヒトの健康に焦点を当てていた。二次加工(secondary food processing)がAMRに与える影響に関する知見は相対的に少ない。本レビューは、加工が肉及び食肉製品における薬剤耐性菌の存在にどう影響するのかに関するエビデンスを提供することにより、リスク評価における情報提供の一環となる。また、現行の知見のギャップをより正確に特定する一助ともなる。
 本レビューは、既存及び新たな肉の二次加工が薬剤耐性菌や薬剤耐性遺伝子の伝播に与える影響に関する考察を提供することが狙いである。また、細菌のストレス反応、亜致死性の食品加工技術の使用及び耐性遺伝子の伝播の可能性についても考慮している。
 今回行われたクリティカルレビューは、二次加工後の肉における薬剤耐性菌の菌数及びAMRを付与する遺伝物質の拡散に関連する査読済み文献及び灰色文献を対象とした。本レビューでは、一連の加工段階、加工による相互作用(プラスミドの接合移動及びファージ活性との相互作用)に加え、ゲノムの可塑性に関する他の側面(新たなAMRを付与する可能性がある遺伝物質の細胞外での残存など)が考慮された。また、本レビューは、病原性の耐性菌及び片利共生性の耐性菌の双方を考慮した。
 以下サマリーより抜粋。
 二次加工には、熟成のための冷蔵、除骨、切り分け、細切り(mincing)及びその他の熱を伴う加工(加熱調理)が含まれ、生鮮肉、食肉調製品及び非加熱喫食用加熱調理済み(RTE)食肉製品が生産される。本レビューでは、二次加工済み食肉製品(secondary processed meat and meat products:SPMMP)の製造におけるAMRに関連する情報についての特定及び集約が系統的に行われた。
 利用した文献データベースは8種類で、AMR及びSPMMPに関連するとして当初特定された11
,000件の資料は、査定を経て74件に減った。
 最終的に残った論文からは以下を含む内容が示された。
・SPMMPから薬剤耐性菌が日常的に分離される可能性があるとのエビデンスが得られた。
・非薬剤耐性菌の薬剤耐性を高め得る遺伝物質がSPMMP中に保護されない状態(即ち、細胞又はカプシドの外)で存在することについては、そのことを裏付けるエビデンスも、論駁するエビデンスもなかった。
 報告書(268ページ)は以下のURLから入手可能。
https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/a-review-of-the-impact-of-food-processing-on-antimicrobial-resistant-bacteria-in-secondary-processed-meats-and-meat-products.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL https://www.food.gov.uk/research/research-projects/a-critical-review-of-the-impact-of-food-processing-on-antimicrobial-resistant-amr-bacteria-in-meats-and-meat-products-0

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