食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05480260104
タイトル 米国疾病管理予防センター (CDC)、デリミートに関連した複数州にわたるリステリア集団感染に関する情報を公表
資料日付 2020年10月23日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター (CDC)は10月23日、デリミート(加工肉食品)に関連した複数州にわたるリステリア集団感染に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局並びに米国農務省食品安全検査局(USDA-FSIS)は複数州にわたるリステリア・モノサイトゲネス集団感染に関して調査を行っている。
2. 2020年10月22日時点で、リステリア・モノサイトゲネス集団感染株の感染者が合計10人、3州(マサチューセッツ州、ニューヨーク州、フロリダ州)から報告されている。
3. 患者からのリステリア菌検体は、2020年8月6日から10月3日までの間に収集された。患者の年齢は40歳から89歳、年齢中央値は81歳である。患者の80%は女性である。10人の患者全員が入院した。フロリダ州から死亡者が1人報告されている。
4. 疫学的なエビデンスによって、デリミートが、当該集団感染の原因である可能性が高いことが示されている。
5. 州及び地方の公衆衛生当局は、患者が発症前の1か月間に喫食した食品について聞き取り調査を行った。聞き取り調査を行った9人全員が、サラミ、モルタデッラ(ボローニャ・ソーセージ)及びプロシュート(生ハム)等のイタリアンスタイルのデリミートを喫食したと報告した。患者らは、包装済みのデリミート及び様々な場所のデリカウンターで薄切りにされた食肉を購入したと報告した。
6. リステリア菌は他の食品及び表面に容易に広がる可能性がある。汚染されたデリ製品に含まれる当該細菌は、同じ陳列ケース内あるいはデリカウンターの設備内にある他のデリミートやチーズに広がる可能性がある。特定の種類のデリミートあるいは疾病に関連した共通の供給業者があるかどうかを判断するために、遡及調査が進行中である。
7. リステリア感染の高リスク集団に属する人は、デリミートの喫食を避けるべきである。
ただし、中心温度が華氏165度(73.9℃)になるまで加熱されている場合、又は提供直前まで湯気が出るほどに熱く保温されている場合はこの限りでない。8. 当該調査は進行中である。CDCは更なる情報が得られ次第、最新情報を公表する。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/delimeat-10-20/index.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。