食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05480120108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、新規の殺虫剤有効成分であるテトラニリプロールを含有する農薬製品の登録についての提案を公表
資料日付 2020年10月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は10月26日、新規の殺虫剤有効成分であるテトラニリプロール(tetraniliprole)を含有する農薬製品の登録についての提案を公表した。概要は以下のとおり。
 テトラニリプロールは、仁果類の果実、核果類の果実、ナッツ(木の実)、つる性小果樹の果実、果菜類の野菜、塊茎及び球茎の野菜、アブラナ科の花蕾及び茎の野菜、葉物野菜、タバコ、大豆、 トウモロコシ、かんきつ類、並びに芝生における多種多様な農業害虫を防除するために設計された殺虫剤である。 また、住宅の芝地及びゴルフコースでの使用も提案されている。
 テトラニリプロールは、土壌施用によるトウモロコシのコーンルートワーム幼虫の防除、並びにトウモロコシ及びジャガイモのノミカブトムシの防除を提供する最初の登録済みジアミド殺虫剤になる。 また、ジャガイモや同様の作物のハリガネムシの防除、及び土壌施用によるタバコのネキリムシの防除を提供する最初のジアミド殺虫剤となるであろう。
 EPA及びカナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)は、テトラニリプロールを共同で評価し、ヒトの健康へのリスクの懸念はないと判断した。 EPAは、潜在的な生態学的リスクに対処するための特定の緩和策を提案している。これには、空中及び地上での使用でそれぞれ50フィート及び25フィートの散布緩衝地を設けること、大型鳥類の処理済み種子へのばく露を低減するための処理済み種子の使用方法、並びに地表水への流出を減らすための25フィートの草生帯が含まれる。
 テトラニリプロールからミツバチ個体及びミツバチのコロニーへのリスクは、ほとんどの作物で低いものであった。リスクが特定された作物について、EPAは、ミツバチ個体及びミツバチのコロニーへのリスクを低減するために、作物固有の使用時期制限を提案している。
 意見募集は2020年11月22日までである。
 関連文書は以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2017-0233」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) 米国環境保護庁(EPA)
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-proposes-registration-tetraniliprole-new-insecticide-active-ingredient
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