食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05450210149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は9月11日、有効成分キャプタンの農薬リスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2020年9月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月11日、有効成分キャプタン(captan)の農薬リスク評価のピアレビューに関する結論(2020年9月11日承認、28ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6230)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州委員会施行規則(EU) No 844/2012は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009第14条に基づき提出される有効成分の認可の更新に関する手続きを定める。これらの有効成分のリストは施行規則(EU) 686/2012において設定されている。キャプタンは施行規則(EU) No 2012/686のリストに記載されている有効成分の1つである。
 施行規則(EU) No 844/2012第1条の規定に従って、欧州連合(EU)の報告担当加盟国(RMS)オーストリアはADAMA Agriculture社及びArysta LifeScience社から有効成分キャプタンの認可更新の申請書を受理した。更に、申請者は補強データの評価に関するMRLの申請書様式を提出した。農薬リスク評価のピアレビューの結論は以下のとおり。
 EUレベルにおいて提案されたナシ状果、もも等への施用(圃場での使用)及びいちごへの施用(温室での使用)に関する殺菌剤としての代表的な用途に従ったキャプタンの使用は、標的生物に対して殺菌剤としての十分な有効性がある。その調製品に関して、混合、充填及び噴霧中にかく拌を維持すること、及び、過剰な発泡を避けるために低減措置をとる必要があることを指示する表示が必要である。Arysta LifeScience社に関して、5年以内の5件のバッチデータにデータギャップが特定された。
 哺乳類毒性に関して、Arysta LifeScience社からの仕様書にいくつかの不純物の毒性学的関連性を評価する情報にデータギャップが特定され、その結果、毒性学的試験において使用されたバッチが同社からの技術的仕様書に準拠していることが結論付けられないため問題は最終化されるに至っていない。
 残留試験では、新たなトマトの代謝試験、殺菌条件下での加工試験、残留試験の結果を検証するためのイチゴと核果の保存安定性データ、及びもも/ネクタリン、すもも、いちご、トマトの農業生産工程管理(GAP)に準拠した追加の残留試験について、データギャップが特定された。データギャップを考慮して、消費者リスク評価は暫定的なものと考えられる。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396.2005第12条の規定に従って実施したレビュー後の補強データ(酸性及び高水分の食品中の代謝物THPIの定量分析法の検証)は条件を満たした。
 環境中の分解及び動態に関して利用可能なデータは、要件とされているEUレベルでの環境ばく露評価を実施するのに十分である。地表水が飲用に取水される場合、地表に存在する可能性があるキャプタン及びその代謝物THPI及びTHPAMの残留物の性質への水処理工程が及ぼす影響に関する情報にデータギャップが特定された。このため、全ての代表的な用途に関して、飲用水の摂取に由来する消費者リスク評価が最終化できなかった。
 いくつかの代表的な用途に関して、鳥類、哺乳類、水生生物、ハチ類及びハチ類を除くその他の標的外の節足動物に高いリスクがあると結論された。全ての代表的な用途に関して土壌に生息する標的外の生物、標的外の陸上植物及び生物学的な下水処理に関連する微生物に対するリスクは低かった。
 利用可能なデータと評価に基づき、キャプタンは、欧州委員会規則(EU)2018/605により改正された規則(EC)No 1107/2009付属書II 3.6.5.5.及び3.8.2.に規定されている、エストロゲン、アンドロゲン、甲状腺及びステロイド(EATS)のモダリティを介した人及び標的外の生物の両方に対する内分泌かく乱の基準を満たしていないと結論づけられている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6230

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