食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05450030164 |
タイトル | オランダ(RIVM)は9月14日、食品及び飲料水を介した硝酸塩及び亜硝酸塩への総ばく露量に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2020年9月14日 |
分類1 | 化学物質 |
分類2 | 化学物質・汚染物質 |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は9月14日、食品及び飲料水を介した硝酸塩及び亜硝酸塩への複合ばく露量に関する報告書を公表した。 硝酸塩及び亜硝酸塩は食品及び飲料水から摂取される。これらの物質は果物や野菜には自然に存在し、飲料水ではこれらの物質で汚染される。また硝酸塩及び亜硝酸塩は、肉製品やチーズに保存料として添加される。 硝酸塩は部分的に亜硝酸塩に変換されて健康に有害になる。したがって硝酸塩の摂取量は、亜硝酸塩との総摂取量を算出するため、亜硝酸塩の摂取量に加える必要がある。 RIVMはまず、オランダ人におけるこの総摂取量を推定した。この推定によって、硝酸塩と亜硝酸塩の総摂取量は望ましい値を超えている可能性が示されたが、どの程度超えているか正確に確かめるためには入手可能なデータが不十分である。 硝酸塩及び亜硝酸塩は主に野菜(大部分は葉物野菜)及び果物から摂取される。野菜及び果物は健康に良い物質を多く含み、その有益な作用は亜硝酸塩の潜在的な有害作用より大きいので、野菜と果物の摂取量を低減する理由はない。 より正確に推定するために、野菜及び果物に含まれる硝酸塩及び/又は亜硝酸塩に関するより多くのデータが必要である。さらに、体内でどの程度の硝酸塩が亜硝酸塩に変換されるのか知ることが重要である。 硝酸塩及び亜硝酸塩の摂取量を出来る限り低くするために、飲料水及び飲料水源の亜硝酸塩の濃度を出来る限り低くし、保存料としての最大許容濃度を低減するという選択肢がある。 報告書は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2020-0003.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.rivm.nl/publicaties/combined-exposure-to-nitrate-and-nitrite-via-food-and-drinking-water-in-netherlands |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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