食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05431020314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ビタミンDの含有量が多い食品サプリメントに関する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2020年7月31日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月3、ビタミンDの含有量が多い食品サプリメントに関する意見書(2020年7月31日付け No.035/2020)を公表した。概要は以下のとおり。 BfRは、コレカルシフェロール(ビタミンDの前駆体)を50及び100μg含有する市販の食品サプリメントによる健康影響に関して評価を行った。この食品サプリメントは、消費者がビタミンD摂取量を増やす意図で摂取する代表的なものである。 ヒトでは、ビタミンDは日光を受けて皮膚で産生される。体内における生産と比較すると、食事によるビタミンDの供給は少量である。体内における生産によりビタミンDが過剰となることはあり得ないが、食品サプリメントを介して高用量のビタミンDを摂取することが可能となる。 このような過剰摂取は、血清中のカルシウム濃度の上昇(高カルシウム血症)に繋がる。ヒトの高カルシウム血症に関連する臨床症状は、疲労や筋力低下、嘔吐、便秘、不整脈、血管の石灰化等が挙げられる。慢性的な高カルシウム血症は、腎結石、腎臓の石灰化、そして最終的には腎機能の低下を引き起こす可能性がある。 日光を浴びていなくても、20μgのビタミンDを毎日摂取することにより、ほとんどの集団(97.5%)において、身体的に必要な量は十分に確保される。 欧州食品安全機関(EFSA)は、ビタミンDの許容上限摂取量(UL)を100μgと設定している。現在の知見に基づけば、成人及び11歳以上の小児における1日当たりのビタミンD摂取量が100μgであっても、健康影響は考えにくい。当該ULは、総ビタミンD摂取源を考慮したものである。即ち、サプリメントに加え、通常の食事及び強化食品も含まれる。高用量のビタミンDサプリメントを服用している場合、他のビタミンD源と併せると上記のULを超過する可能性がある。 ビタミンDの含有量が50又は100μgのビタミンDサプリメントを毎日摂取することは、栄養学的には不要である。BfRは、ビタミンDを多量に含有するサプリメントをたまに摂取することが健康にとって有害となる可能性は低いと考える。しかし、現在の研究によれば、高濃度でビタミンDを含有するサプリメントを日常的に長期間にわたり摂取することは健康影響を増大させると考えられる。 BfRは、皮膚が屋外で十分に日光を浴びている場合及びバランスの取れた食事をしている場合は、ビタミンDサプリメントを摂取しなくとも、ビタミンDの十分な補給は達成できることを指摘する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | https://www.bfr.bund.de/cm/343/vitamin-d-einnahme-hochdosierter-nahrungsergaenzungsmittel-unnoetig.pdf |
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