食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのBrassica rapa L.及びBrassica napus L.由来ナタネ粉末の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年7月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月30日、規則(EU) 2015/2283に準拠する新食品としてのBrassica rapa L.及びBrassica napus L.由来ナタネ粉末の安全性に関する科学的意見書を公表した(6月30日採択、PDF版24ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6197)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会からの要請を受け、EFSAの「栄養、新食品及び食物アレルゲンに関する科学パネル(NDAパネル)」は、規則(EU)2015/2283に準拠する新食品としてのBrassica rapa L.及びBrassica napus L.由来ナタネ粉末の安全性関し意見を表明するよう求められた。
 当該新食品は、アブラナ科に属するBrassica rapa L.(アブラナ)及びBrassica napus L.(セイヨウアブラナ)の非遺伝子組換えダブルロー(00)栽培品種の種子から生産される粉末である。ダブルロー栽培品種は、エルカ酸含有量が低く(総脂肪酸の2%未満)、規則(EC) No 2316/1999に従ってグリコシノレート含有量が低減されおり(水分率9%において25mmol/kg未満)、食用ナタネ油の生産に使用される。
 申請者は、グリコシノレート及びフィチン酸等の他の望ましくない化合物の含有量を更に低減させる生産プロセスを開発した。当該新食品は、多くの食品に添加される食品成分として使用される。対象集団は、1歳以上の一般集団であり、推定最大摂取量は、若年層、成人、高齢者において18~21g/日である(それぞれ、0.35、0.23、0.25 g/kg体重/日に相当)。当該新食品における、エルカ酸、グリコシノレート、フィチン酸等の望ましくない化合物の含有量は、懸念を引き起こす量を下回る。
 EFSAのNDAパネルは、以前に、ヒトが同等の製品を摂取した場合の安全性に関して評価しており、動物飼料におけるナタネの利用に関しては豊富な経験を有する。申請者は、当該新食品の安全性及び耐容性に関するヒトの研究を提供しており、安全性上の懸念は特定されなかった。
 NDAパネルは、当該新食品、即ち、Brassica rapa L.及びBrassica napus L.由来ナタネ粉末は、提案された使用条件において安全であると考える。
 (訳注)
1. ダブルロー栽培品種: ナタネでは、エルカ酸含有量が極め低く、かつ、グルコシノレート含量が低い品種を指す。
2. エルカ酸: 旧来のナタネ品種の油中に多く含まれる脂肪酸。エルカ酸を含む油を大量摂取すると、心疾患を生じる可能性がある
3. グルコシノレート: アブラナ科植物に多く含まれる、複数の含硫配糖体の総称。ナタネ種子に含まれるグルコシノレートには、家畜が摂取すると甲状腺肥大を引き起こす物質が含まれる。
4. フィチン酸: 種子等の多くの植物組織に存在する。キレート作用が強いため、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム等のミネラルの吸収を妨げる可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6197

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