食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430240305
タイトル 欧州連合(EU)、Phlebiopsis gigantea VRA1835株、VRA1984株及びFOC PG410.3株をリスクの低い物質としての認可更新を公表
資料日付 2020年7月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は7月10日、Phlebiopsis gigantea VRA1835株、VRA1984株及びFOC PG410.3株をリスクの低い物質として認可を更新し、委員会施行規則(EU) No 540/2011付属書を改正する欧州委員会施行規則(EU) 2020/1003の採択を官報(PDF版6ページ)で公表した。
 欧州委員会指令 2008/113/ECは、Phlebiopsis gigantea VRA1835株、VRA1984株及びFOC PG410.3株を有効成分として理事会指令91/414/EEC付属書Iに収載した。
 当該付属書Iに収載された有効成分は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の規定に基づき認可されたと見なされ、委員会施行規則(EU) No 540/2011付属書A編にリスト化される。
 当該物質の認可は同規則(EU) No 540/2011付属書A編に規定されるとおり、2021年4月30日に失効する。当該物質の認可の更新申請書が提出された。
 当該物質を含有する最低1つの植物保護製剤の1件以上の代表的用途に関して、規則(EC) No 1107/2009第4条に規定する認可基準が満たされていることが証明された。
 当該物質の認可更新に関するリスク評価は、限られた件数の代表的用途に基づいているが、当該物質を含有する植物保護製剤が認可される可能性のある用途を制限していない。したがって、防かび剤に限定した用途制限を維持しないことが適切である。
 欧州委員会は、当該物質は同規則第22条が規定するリスクの低い有効成分であると考える。当該物質は懸念物質ではなく、同規則付属書II 第5項に規定される条件を満たす。欧州連合(EU)の報告担当加盟国(RMS)及びEFSAによる評価を受けて、及び意図される用途を考慮して、当該物質はヒト、動物及び環境に及ぼすリスクが低いことが想定される。重要な懸念領域は特定されず、Phlebiopsis giganteaがヒト及び動物の病原菌に関連しているとは知られていない。Phlebiopsis giganteaは以前のピアレビュー以降10年以上に渡ってヒトへの有害影響に繋がることなく生物防除剤として使用されてきた。意図される使用(針葉樹の切り株の表面への直接施用)に基づき、人に対する潜在的ばく露量及び自然に存在する土壌濃度への影響は非常に小さいと考えられる。これらの理由から作業者に対する全般的な緩和措置のみが予測され、これらの物質に関してリスクの低い物質としての認可基準及び必要条件は全体として満たされている。
 したがって、リスクの低い物質として当該物質の認可を更新することが適切である。規則(EC) No 1107/2009第13条第4項及び第20条第3項の規定に従って、規則(EU) No 540/2011を改正する。
第1条 有効成分Phlebiopsis gigantea VRA1835株、VRA1984株及びFOC PG410.3株の認可を本規則の付属書Iに規定する条件に従って更新する。
第2条 欧州委員会施行規則(EU) No 540/2011付属書を本施行規則付属書IIの規定に従って改正する。
附属書II(抜粋)
 D編(※訳注:リスクの低い有効成分のリスト)にPhlebiopsis gigantea VRA1835株、VRA1984株及びFOC PG410.3株を追加する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32020R1003&qid=1595811734174&from=EN
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