食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05420640305
タイトル 欧州連合(EU)、肉用七面鳥等に使用される飼料添加物としてのモネンシン及びナイカルバジン(登録商標Monimax)の認可を公表
資料日付 2020年7月10日
分類１ -
分類２ -
概要（記事） 　欧州連合(EU)は7月10日、肉用七面鳥、肉用鶏及び採卵用に育成される鶏(採卵鶏ひな)に使用される飼料添加物としてのモネンシン(monensin)及びナイカルバジン(nicarbazin)(登録商標Monimax)の認可を官報(PDF版5ページ)で公表した。
　欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において使用する添加物の認可並びにその根拠及び手続きを規定している。
　規則(EC) No 1831/2003第7条の規定に従って、モネンシン及びナイカルバジンの認可を求める申請書が提出された。申請はモネンシン及びナイカルバジンを肉用七面鳥、肉用鶏及び採卵鶏ひなに使用する飼料添加物として認可するよう求める(添加物カテゴリーの「抗コクシジウム剤(coccidiostats)及び抗ヒストモナス剤(histomonostats)」として分類)。
　欧州食品安全機関(EFSA)は2017年11月、2018年10月、2019年10月の意見書において、提案された使用条件の下で、モネンシン及びナイカルバジンは動物の衛生、消費者の安全又は環境に有害影響を及ぼさないと結論付けた。EFSAはまた、当該添加物は吸入による有害性を示し、経皮毒物(dermal toxicant)として作用する可能性があるとも結論付けた。目の刺激性に関する利用可能なデータはない。したがって、ヒトの健康、特に当該添加物の使用者への有害影響を防止するために適切な予防措置が講じられるべきである。EFSAは当該添加物が肉用七面鳥、肉用鶏及び採卵鶏ひなにおけるコクシジウム症を抑制するのに有効であると考えられ、アイメリア属原虫の耐性を監視するために販売後のモニタリング計画を実施しなければならないと結論付けた。EFSAはリファレンスラボラトリーから提出された飼料中の当該飼料添加物の分析法に関する報告書についても検証した。
　モネンシン及びナイカルバジンの評価は、規則(EC) No 1831/2003第5条で規定されている認可の条件を満たしていることを示す。したがって、本規則の付属書の規定に従って当該添加物の使用を認可する。
　以上の経過及び観点から、欧州委員会施行規則(EU) 2020/994を採択する。
第1条 本付属書に規定される調製品は添加物区分の「抗コクシジウム剤及び抗ヒストモナス剤」に属しており、本付属書の規定する条件に従って動物栄養の添加物として認可する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源（公的機関） 欧州連合(EU)
情報源（報道） -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32020R0994&from=EN
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