食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05420540149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用因子のリストの更新12:2020年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係るステートメントを公表
資料日付 2020年7月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月2日、「EFSAに通知された食品又は飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推薦された生物学的作用因子のリストの更新12:2020年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」に係るステートメント(42ページ、2020年6月3日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
 安全性適格推定(Qualified presumption of safety: QPS)は、EFSAの科学パネルを支援するため、生物学的作用因子に関し一般的な安全性評価を提供するために開発された。これは、分類学的同一性、知識体系、安全性の懸念及び薬剤耐性の評価に基づく。ある分類単位(TU)に関し特定された安全性の懸念は、可能であれば、株又は製品レベルで確認され、「資格(qualifications)」に反映される。
 2019年10月から2020年3月までの間にEFSAに通知された39件の微生物に関し、過去に推薦されたQPS TUを変更するような新たな情報は見つからなかった。糸状菌5件、大腸菌5件、腸球菌(Enterococcus faecium)2件、ストレプトマイセス属菌2件及び既に評価済みの19件のTUを含む33件は評価から除外された。6件のTUについて評価が行われた。
 Akkermansia muciniphilaは安全性の懸念のためQPSステータスに推薦されなかった。Clostridium butyricumは複数の菌株が病原性因子を含むため、推薦されなかった。当該TUは今後のQPS評価から除外された。Galdieria sulphuraria及びPseudomonas chlororaphisもまた知識体系の不足により却下された。Corynebacterium ammoniagenes(「生産目的に限定」の適格性)及びKomagataella pastoris(「酵素生産」の適格性)のQPSステータスが確認された。
 Lactobacillus属の分類の改定に関連し、過去にLactobacillusとして規定されていた種は新しい種名が割り当てられ、QPSリストでは新旧両方の名称が保持されることになる。
 当該ステートメントは以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2020.6174
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6174
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