食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05420380294
タイトル 世界保健機関(WHO)、ブラジルのインフルエンザA(H1N2)変異型ウイルス感染症に関する情報を公表
資料日付 2020年7月9日
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分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は7月9日、ブラジルのインフルエンザA(H1N2)変異型ウイルス感染症に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
 ブラジルの担当部局(IHR Focal Point of Brazil)は2020年6月22日、WHOアメリカ地域事務局全米保健機構に、ヒトのインフルエンザA(H1N2)変異型ウイルス感染についての予備的報告を伝えた。当該報告によると、患者は22歳の女性で、合併症はなく、パラナ州イビポラン市の豚の食肉処理場で働き、2020年4月12日にインフルエンザ様の疾病を発症した。患者は最初、4月14日に医療機関を受診し、所定の監視活動の一環として4月16日に呼吸器検体が採取された。患者はオセルタミビルによる治療を受け、入院せずに回復した。
公衆衛生研究機関で実施されたリアルタイムRT-PCR検査では、亜型分類できない(non-subtypable)インフルエンザAウイルスが確認された。 2020年5月、検体はリオデジャネイロにある国立インフルエンザリファレンスラボラトリーに移送された。 6月22日、ゲノムシークエンシング解析により、当該ウイルスはインフルエンザA(H1N2)変異型ウイルスであることが明らかとなった。
・WHOリスク評価
 2005年以降現在までに、インフルエンザA(H1N2)変異型による26症例がWHOに報告されており、うち2症例はブラジルからである。症例のほとんどは軽症であり、ヒトからヒトへの伝播のエビデンスはない。
 豚インフルエンザウイルスは、世界の多くの地域の豚集団において蔓延している。地理的な位置によって、これらのウイルスの遺伝的特性は異なる。 ほとんどのヒト症例は、感染した豚や汚染された環境との接触による豚インフルエンザウイルスへのばく露の結果である。これらのウイルスは世界中の豚の集団で継続的に検出されているため、更なるヒト症例が予想される。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) -
URL https://www.who.int/csr/don/09-jul-2020-influenza-a-brazil/en/
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