食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05410370149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、子豚、他のイノシシ科動物、肉用鶏、他の肉用家きん種及び鑑賞用鳥類に使用するTechnoSpore(登録商標) (Bacillus coagulans DSM 32016を含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年6月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月25日、子豚、他のイノシシ科動物、肉用鶏、他の肉用家きん種及び鑑賞用鳥類に使用するTechnoSpore(登録商標) (Bacillus coagulans DSM 32016を含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年5月25日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、子豚(離乳前後)、他のイノシシ科動物、肉用鶏、他の肉用家きん種及び観賞用鳥類に、畜産添加物(zootechnical additive)として、使用することを意図している。
 この添加物中の細菌種は、安全性評価における安全性適格推定(QPS)に適していると判断される。当該細菌の同一性(identity)は確立されており、潜在的な毒素産生性を持たないことが確認された。ヒトの治療及び獣医学上重要な抗菌性物質に対する耐性は示されず、したがって、当該株は、対象動物種、当該添加物を給餌された動物に由来する製品の消費者及び環境に対して安全であると判断された。他の成分による懸念はなかったことから、TechnoSporeも、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると判断された。
 TechnoSporeは、離乳後の子豚及び肉養鶏において、1×10の9乗CFU/kg完全配合飼料で畜産添加物として有効となる可能性が示された。この結論は離乳前の子豚に拡大され、同じ生理学的段階の他のイノシシ科動物に、また、同じ用量で他の肉用鳥類及び観賞用鳥類に使用する場合に外挿された。
 TechnoSporeに含まれるB. coagulans DSM 32016株は、ハロフジノン及びジクラズリルとは拮抗しない。しかし、モネンシンナトリウム、デコキネート、ロベニジン塩酸塩等との併用に関しては結論付けることはできなかった。

地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6158
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