食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05410020373
タイトル スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ 2017年 報告書でポリ塩化ビフェニル(PCB)の状況を公表
資料日付 2020年6月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は6月1日、カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ(TDS) 2017年 報告書でポリ塩化ビフェニル(PCB)の状況を公表した。概要は以下のとおり。
 第9章 ポリ塩化ビフェニル(PCB)
(1) ダイオキシン様PCB(DL-PCB)濃度が最も高い食品は、イワシ(1.48 pg WHO TEQ/g)、次いでメルルーサ(0.604 pg WHO TEQ/g)であった。非ダイオキシン様PCB(NDL-PCB)では、イワシ(7.22 ng/g)、次いでスズキ(7.11 ng/g)であった。
 本調査では、魚介類の群のDL-PCB濃度が際立って高く、2番目に高い群(乳製品)の約20倍、その他の食品群の約100倍であった。
(2) 成人のDL-PCB摂取量は16.3 pg WHO TEQ/日、NDL-PCBは153 ng/日と推定された。総PCB摂取に最も寄与する食品群は魚介類(147 ng /日)であった。
(3) 推定摂取量が最も高い年齢集団は若者(10~17歳、DL-PCB:21.2pg WHO TEQ/日、NDL-PCB:200ng/日、総PCB:225 ng/日)であった。
(4) 体重当たりのDL-PCB摂取量は、全ての小児及び若者の年齢集団において、欧州食品安全機関(EFSA)が設定した耐容週間摂取量(TWI) 2 pg WHO TEQ/kg体重/週を大きく上回った(6~11か月:5.74 pg WHO TEQ/kg体重/週、12~36か月:10.7 pg WHO TEQ/kg体重/週、3~9歳:6.16 pg WHO TEQ/kg体重/週、10~17歳:2.94 pg WHO TEQ/kg体重/週)。成人ではいかなる年齢集団もTWIを超えないが、65~74歳の高齢者集団ではTWIに近い値であった(1.84 pg TEQ/kg体重/週)。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) -
URL http://acsa.gencat.cat/web/.content/_Publicacions/Estudis_de_dieta_total/contaminants_quimics/EDT-Contaminants-2017/Estudi-Dieta-Metales-pesados-2019.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。