食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05400290301 |
| タイトル | 論文紹介:「現場からの手記:A型肝炎ウイルスの伝播における食品取扱者の関与の評価、米国複数州、2016~2019年」 |
| 資料日付 | 2020年5月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | MMWR(2020 , 69(20):636?637)に掲載された論文「現場からの手記:A型肝炎ウイルスの伝播における食品取扱者の関与の評価、米国複数州、2016~2019年(Notes from the Field: Assessing the Role of Food Handlers in Hepatitis A Virus Transmission ? Multiple States , 2016?2019)、著者MG Hofmeister , N Gupta (CDC、米国)ら」の概要は以下のとおり。 米国では2016年以降、2020年5月時点で、33州から報告されたA型肝炎の集団発生事例では、約32 ,500人の症例、19 ,800人(61%)の入院、及び320人の死亡者が含まれる。感染は主に、薬物使用者、ホームレス経験者及び男性間性交渉者(MSM)の間での密接な接触を介し拡大している。これらの集団感染の期間中、食品取扱者の間で発生したA型肝炎の感染は一般の人々へ不安を引き起こし、全ての食品取扱者へのワクチン接種を求める結果となり、これはしばしば衛生局においてリスクのある人々への限られたリソースが転用される事態を招いている。しかし、A型肝炎に感染した食品取扱者から食品施設の利用者への二次感染のリスクは十分に理解されていない。 当該リスクの特性を明らかにするため、Research Electronic Data Capture(REDCap)(訳注)を用いて新規の構造化調査が開発され実施された。2016年7月1日から2019年9月13日までの間にヒトからヒトへのA型肝炎集団発生を報告した30州の衛生局のうち、29州が回答した。 26州(89.7%)が食品取扱者に関連した二次感染事例に関する完全な情報を提出した。2016年7月1日から2019年9月13日までの間に、これら26州から報告されたA型肝炎集団発生の症例22 ,825人のうち、食品取扱者の間での症例は871人(3.8%)であった。587人(67.4%)のA型肝炎に感染した食品取扱者は、症状が出る前の15~50日の間に1つ以上のリスク要因(即ち薬物使用、不安定な居住環境又はホームレス、MSM、或いは収監)を報告した。これらの871人のA型肝炎に感染した食品取扱者に関連して、8件(0.9%)の二次感染事例が生じており、57人の二次症例が発生した。29州中18州(62.1%)が、A型肝炎に感染した食品取扱者に関連した公衆衛生上の対応活動について完全な情報を提出した。これら18州の食品取扱者の275症例のうち、271例(98.5%)が調査され、63例(22.9%)について公示が行われた。 当該研究結果は、これらのA型肝炎集団発生において、感染した食品取扱者から食品施設の利用者への二次感染のリスクは低い(1.0%未満)ことを示す。したがって、全ての食品取扱者に予防接種を行うための公衆衛生上の取り組みは、ヒトからヒトへの集団感染の現在のリスクを軽減するという点では、効果がないと思われる。 (訳注:米国ヴァンダービルト大学が開発したオンライン調査やデータベースを構築・管理するためのアプリケーション) |
| 地域 | その他 |
| 国・地方 | その他 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | MMWR (2020 , 69(20):636?637) |
| URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6920a4.htm |
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