食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05400220149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、植物の成長調整剤として植物保護において使用される基本物質としてのヤナギの茎の浸出液の認可申請に関する協議結果を公表
資料日付 2020年6月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月3日、植物の成長調整剤として植物保護において使用される基本物質としてのヤナギの茎の浸出液(willow stem infusion)の認可申請に関する欧州連合(EU)加盟国及びEFSAの協議結果(2020年5月20日承認、56ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2020.EN-1872)を公表した。概要は以下のとおり。
 ヤナギの茎の浸出液は、欧州委員会が欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の規定に従って、Institut Technique de l’Agriculture Biologiques社から基本物質(basic substance)としての認可申請を受理した有効成分である。
 EFSAは2020年3月、欧州委員会から植物の成長調整剤としての植物保護における用途に関して、ヤナギの茎の浸出液の基本物質の認可申請に関する意見募集を実施し、受理した意見に関して申請者と協議を行った。EFSAは特定のポイントに関する科学的意見書を提出するよう要請を受けた。
 本テクニカルレポートは、草本植物、果樹及び観葉樹木への成長調整剤としてヤナギの茎の浸出液の基本物質の認可申請に関する協議結果を要約し、EFSAの科学的意見を提示する。
 セイヨウシロヤナギ(Salix alba)は、欧州及び西・中央アフリカを原産とするヤナギの一種である。新たな提出物において、当該基本物質の名称は、ヤナギの樹皮及び茎の抽出物(willow bark and stem extract)からヤナギの茎の浸出物(willow stem infusion)へ変更された。ヤナギの茎の浸出物は、挿し木の根の成長促進に関する植物保護のためにほ場で使用することを意図している。
 セイヨウシロヤナギはサリシンの派生物、フラボノイド、タンニン及びカテキンの濃縮物を含有する。有効成分のヤナギの茎の浸出物は天然の化合物で構成される混合物である。当該有効成分の純度は特定できない。申請者の意見では、主要な有効成分はサリシン、インドール-3-酪酸及びインドール-3-酢酸である。新たな提出物の後でも、申請目的に関して何が抽出物の有効成分であるかの矛盾が依然として残ることに留意すべきである。
 ヤナギの茎の浸出物の有効成分は、多くが薬理学的特性及び医療用途に関していくつかの有害影響(アレルギー反応及び消化器症状)のある化合物の複雑な混合物である。さらに、申請者のいう主要な有効成分は皮膚感作性/刺激性及び肺の刺激性の特性に関する通知分類(欧州化学品庁(ECHA)のウェブサイト)にある。ヤナギの茎の浸出物の成分の毒性学的特性は対応されなかった。そのため、定性的及び定量的な消費者リスク評価は実施されなかった。利用可能な情報に基づき、ヤナギの茎の浸出物が毒性学的懸念を引き起こさないことを結論付けることはできない。
 消費者リスク評価、又は定量的な消費者リスク評価が免除されるとの決定は、提出された情報では可能ではない。可食作物への施用が意図されているが、ヤナギの茎の浸出物中の成分の毒性学的特性に関する結論が欠落しているため、潜在的な残留物への消費者ばく露が対応されるべきであったが提出されなかった。
 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1872

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