食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05400150149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分フルベンジアミドに関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書を公表 |
| 資料日付 | 2020年6月16日 |
| 分類1 | --未選択-- |
| 分類2 | --未選択-- |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月16日、有効成分フルベンジアミド(flubendiamide)に関する現行の最大残留基準値(MRL)のレビューに関する理由を付した意見書(2020年4月11日承認、50ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6150)を公表した。概要は以下のとおり。 フルベンジアミドは欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の施行日の2008年9月2日以降に認可されたため、EFSAは同規則第12条第1項の規定に従って、現行のMRLのレビューに関する理由を付した意見書を提出する義務がある。 植物中のフルベンジアミドの代謝が主要作物及び輪作作物において調査された。代謝試験の結果に従って、規制及びリスク評価に関する残留物の定義はフルベンジアミドとして提案可能である。この残留物の定義は加工品にも適用可能である。輪作作物に関する特定の残留物の定義が導出できなかった(データギャップ)。0.01mg/kgの定量限界(LOQ)で全ての主要な食品中の定義された残留物を規制するためのバリデーションのとれた分析法が利用可能である。 利用可能な残留物試験のデータは、馬鈴薯、きゅうり、メロン、ブロッコリー、カリフラワー、はくさい、ケール、さや付き豆及び茶を除き、評価対象の全ての作物に関するMRL案及びリスク評価の値を導出するのに十分であると考えられた。 加工品に関して、イチゴに関する頑健な加工係数は導出可能であったが、りんご、すもも、ぶどう、トマト、大豆、綿実、とうもろこし及び米に関して暫定的な加工係数(データによる十分なな裏付けがない)が導出された。 フルベンジアミドは家畜に給与する可能性がある作物への使用が認可されている。したがって家畜の飼料中の残留濃度の算出が、経済協力開発機構(OECD)のガイダンスに従って様々な家畜のグループに関して実施された。牛及びめん羊に関する飼料中の残留濃度が0.1mg/乾物kgのトリガー値を上回った。したがってこれらの家畜のグループ中の残留物の動態が評価された。 家畜におけるフルベンジアミドの残留物の代謝が、本レビューにおいて算出された飼料中の残留濃度の最大値を含む用量割合で泌乳ヤギ及び採卵鶏で調査された。これらの試験結果に従って、規制に関する残留物の定義はフルベンジアミド、リスク評価に関してはフルベンジアミドとflubendiamide-iodo-phthalimideの合計をフルベンジアミドとして表す、として提案される。 反すう動物の乳及び組織中のMRL及びリスク評価値を導出するために、泌乳牛に関する家畜飼養試験が使用された。 本レビューの枠組みにおいて報告された認可済みの用途に由来する慢性及び急性の消費者ばく露量が、EFSAの残留農薬摂取量算出モデル(PRIMo)3.1版を使用して算出された。MRLを導出するにはデータが不十分な作物に関して、EFSAは算出の目安として現行の欧州連合(EU)のMRLを考慮した。レタスに関して、急性参照用量(ARfD)の超過が特定され(ARfDの224%)(緩和措置を実施しないEUのシナリオ)、代替の農業生産工程管理(GAP)は利用できない。レタスを除いて、慢性ばく露量の最高値は許容一日摂取量(ADI)の31%(オランダ、幼児)、急性ばく露量の最高値はARfDの98%であった(セロリ)(緩和措置を実施するEUのシナリオ)。これらの算出結果に基づき、消費者へのリスクがレタスに関して特定され、リスク評価の更なる精緻化はできなかった。残りの作物に関して、残留物の程度に関して特定されたデータギャップのためいくつかの主要な不確実性はあるものの、目安となるばく露量の算出結果は消費者へのリスクを示さなかった。 本レビューの枠組みにおいて評価されたMRLを別にして、フルベンジアミドに関する国際的に推奨されるコーデックス委員会のMRL(CXL)が設定されている。これらのCXLを考慮して追加的な消費者ばく露量の算出が実施され、ARfDの超過が特定された(ブロッコリー ARfDの112%、head cabbage 同119%等)。これらのCXLを計算から除いた慢性ばく露量の最高値は許容一日摂取量(ADI)の63%(オランダ、幼児)、急性ばく露量の最高値はARfDの98%(セロリ)であった。EFSAはこれらの算出結果に基づき、フルベンジアミドに関するCXLは欧州の消費者にとって懸念事項ではないが、ブロッコリー、head cabbage、kohlrabies、レタス、及びカリフラワーに関するCXLにおいては消費者への潜在的なリスクが特定され、リスク評価の更なる精緻化ができないと結論付けた。 EFSAによるMRLの改正案は以下のとおり(抜粋)。 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg アーモンド 0.1 0.1 ブラジルナッツ 0.1 0.1 カシューナッツ 0.1 0.1 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6150 |
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