食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05390390149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する技術的飼料添加物(technological feed additive)(保存料)としてのギ酸ナトリウムの有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年5月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月27日、全動物種に使用する技術的飼料添加物(technological feed additive)(保存料)としてのギ酸ナトリウムの有効性に関する科学的意見書(2020年5月7日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 2015年、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、技術的飼料添加物(保存料)としてのギ酸アンモニウム、ギ酸カルシウム及びギ酸ナトリウムを全動物種に使用する場合の安全性及び有効性に関する意見書を公表した。
 ギ酸ナトリウムは、10
,000mgギ酸当量/kg完全配合飼料を最大濃度として、豚を除く全ての対象動物種に対して安全であると判断された(豚に対しては最大濃度が12
,000mgギ酸当量/kg完全配合飼料で安全であると判断された)。ギ酸ナトリウムは、消費者及び環境に対しても安全であると判断された。
 ギ酸ナトリウム又は固形状のギ酸ナトリウムは、飼料中の微生物数への識別可能な影響をもたらさず、また、ギ酸アンモニウム、ギ酸カルシウム及びギ酸ナトリウムの飲用水における保存料としての有効性は実証されなかったと結論付けられた。
 本意見書において、ギ酸ナトリウムの飼料における保存料としての有効性を実証する追加データに関して評価が行われた。同パネルは、ギ酸ナトリウムは提案されている用量で、全動物種用飼料において保存料として有効となる可能性があると結論付けた。飲用水に使用する場合の有効性に関しては、データがないことから結論付けることはできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6139
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