食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05390270106
タイトル 米国食品安全検査局(FSIS)、非加熱喫食調理済み(RTE)塩漬けカントリーハムに関連したリステリア・モノサイトゲネスよる集団感染(2017年~2018年)の事後報告を公表
資料日付 2020年5月13日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国食品安全検査局(FSIS)は5月13日、非加熱喫食調理済み(RTE)塩漬けカントリーハムに関連したリステリア・モノサイトゲネス(Listeria monocytogenes)よる集団感染(2017~2018年)の事後報告を公表した。概要は以下のとおり。
 2018年4月~11月の間に、ノースカロライナ州、バージニア州、米国疾病管理予防センター (CDC)、米国食品医薬品庁(FDA)、及びFSISの公衆衛生当局者らは、工場Aで製造されたRTE塩漬けカントリーハムに関連するリステリア症患者4人が報告された集団感染について調査を実施した。バージニア州から1人の死亡が報告された。本件は、2005年以降初めて報告されたFSIS規制製品に関連する複数州にわたるリステリア症の集団感染である。全ゲノムシークエンス解析(WGS)は、当該集団感染の検出及びその感染源特定に役立った。
 FSISの製品及び環境検体の定期検査によって、工場Aにおいてリステリア・モノサイトゲネスが過去に存在していたことが示された。2016~2018年の間にFSISによって定期的に収集されたハムの3検体は、同細菌の集団感染株に陽性であった。FSISの工場Aでの環境評価により、交差汚染の可能性と、最終的なクックインバッグ(訳注:袋状容器内での食品の加熱調理)の工程では水分活性の低い製品のリステリア・モノサイトゲネス汚染への対処が不十分であった可能性があることが明らかとなった。2018年10月3日、工場Aは関係するハム製品を自発的にリコールした。
 FSISは、当該集団感染に対応して、リステリア属菌規制の検証活動及びRTE食品サンプリングプログラムに関する指令10
,240.4を更新する予定である。更に、FSISは関連する研究をFSISウェブサイトの食品安全研究の優先事項に追加し、2020年に「付属書A」調理ガイダンスを更新する予定である。
 現行(更新前)の「RTE製品を製造する小規模及び極小規模の食肉家きん肉取扱施設向けFSISサルモネラ法令順守ガイドライン及び付属書A 2017年6月版」(37ページ)は、以下のURLから入手可能。
https://www.fsis.usda.gov/wps/wcm/connect/bf3f01a1-a0b7-4902-a2df-a87c73d1b633/Salmonella-Compliance-Guideline-SVSP-RTE-Appendix-A.pdf?MOD=AJPERES
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品安全検査局(FSIS)
情報源(報道) -
URL https://www.fsis.usda.gov/wps/portal/fsis/topics/recalls-and-public-health-alerts/foodborne-outbreak-investigation/outbreak-lm-ham-2018
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