食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05390200149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、基本物質としてのスギナの認可申請に関する欧州連合(EU)加盟国及びEFSAの協議結果を公表
資料日付 2020年6月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月2日、園芸作物及び野菜の真菌病に対する植物保護における用途拡大に関して、基本物質としてのスギナ(Equisetum arvense L.)の認可申請に関する欧州連合(EU)加盟国及びEFSAの協議結果(2020年5月19日承認、42ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2020.EN-1869)を公表した。概要は以下のとおり。
 スギナは2014年7月、欧州議会及び理事会規則(EC) No1107/2009第23条の規定に従って、欧州委員会施行規則(EU) No462/2014により殺菌剤として認可された。EFSAは2020年2月、欧州委員会からスギナに関する基本物質の申請に関して意見募集を実施し、受理した意見に関して申請者のBiovitis社と協議を行い、特定のポイントに関するEFSAの科学的意見書を提出するよう要請を受けた。
 本テクニカルレポートはその協議結果を要約し、EFSAの科学的意見を提示する。
 スギナは様々な真菌病に対して、ぶどうの木、小麦、野菜、ナシ状果、核果、小果実及び観葉植物の葉部に噴霧する分散性の濃縮物として使用することが意図される。
 ほ乳類毒性の項において、公開文献の提出されたデータはスギナのハザードの特定及びばく露量評価に対応するには不十分である。食品又は薬剤としてのスギナの十分な評価は欧州連合(EU)レベルで提示されなかった。利用可能なデータ及び同定評価の欠落の観点から、スギナの毒性リスク評価に関してデータギャップがあるとされる。
 スギナの同定及び毒性の新たな評価がないため、正確な同定に関する情報が欠落し定性的及び定量的な消費者リスク評価が可能ではないという以前の結論が維持される。
 環境中の分解及び動態の項において利用可能な情報は、スギナへの環境ばく露の可能性の評価を何も含んでいない。スギナの正確な同定に関する情報が欠如しているため、植物保護のためスギナを施用した後に環境中に導入される成分のばく露の定性的及び定量的評価は可能ではない。
 スギナの正確な同定が明確に説明されていないため、標的外の生物へのスギナの影響を定量化することは可能ではない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1869
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