食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05380550149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、サケ科魚類に使用する大腸菌NITE SD 00268株を用いて生産されるL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物の認可更新及び他の魚類への使用拡大申請に関する評価結果を公表
資料日付 2020年4月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、サケ科魚類に使用する大腸菌NITE SD 00268株を用いて生産されるL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物の認可更新及び他の魚類(other fin fish)への使用拡大申請に関する評価結果(2020年3月18日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 申請者は、現在販売されている当該添加物の組成成分が認可条件を満たしていることを示すエビデンスを提出した。産生株は従来の突然変異導入法により改変されており、安全上の懸念とはならない。大腸菌NITE SD 00268株を用いた発酵により生産されるL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物の使用は、魚種、魚の生理学的状態、パフォーマンスレベル、環境条件、当該添加物未添加の飼料中のバックグラウンドのアミノ酸組成、銅及び亜鉛など一部の必須微量元素の状態にもよるが、必要な栄養量を満たすために適切な量で栄養添加物として補給される場合において、サケ科魚類及び他の魚類に対して安全である。
 申請者が提案する、サケ科魚類用飼料中の最大総ヒスチジン濃度1.7%は安全であると判断される。他の魚種に対しては、1.7%の濃度は有害な影響が生じる可能性がある。したがって、サケ科魚類以外の魚における安全と考えられる最大ヒスチジン濃度を決めることは不可能である。安全と考えられる濃度は、栄養として必要とするヒスチジン量の魚種間の違いに左右されるからである。
 認可されている当該添加物をサケ科魚類に使用することは消費者に対するリスクとはならない。また、提案されている飼料中の最大総ヒスチジン濃度1.7%は、消費者に対して安全であると判断される。当該添加物を、サケ科魚類以外の魚において必要な栄養量を満たすために適切な用量で使用することは、消費者に対して安全であると判断される。
 当該添加物は、魚類にとってL-ヒスチジンの有効な供給源であると判断される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6072
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