食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05380190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、補強データを考慮した有効成分アシベンゾラル-S-メチルの農薬リスク評価に関する欧州連合加盟国(EU)、申請者及びEFSAの協議結果に関するテクニカルレポートを公表
資料日付 2020年5月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月19日、補強データを考慮した有効成分アシベンゾラル-S-メチル(acibenzolar‐S‐methyl)の農薬リスク評価に関する欧州連合加盟国(EU)、申請者及びEFSAの協議結果に関するテクニカルレポート(2020年4月15日承認、29ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2020.EN-1846)を公表した。概要は以下のとおり。
 アシベンゾラル-S-メチルの認可は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の規定に従って、欧州委員会施行規則(EU) No 2016/389により更新された。その認可には申請者(Syngenta社)が欧州委員会に対して、アシベンゾラル-S-メチルへのばく露に関連して胎児の小脳において観察された形態的変化の関連性及び再現性、及びそれらの変化が内分泌機序を通じて生じるのかに関して更なる情報を提出する義務を負う特定の条件が付された。提出すべき情報は、利用できる手引書(例 2010年の体系的レビューの方法論に関するEFSAの手引書)に基づき評価された利用可能なエビデンスの体系的なレビューを含まなければならない。
 本レポートはEUの報告担当加盟国(RMS)のフランスが取りまとめた協議結果を要約し、個々のコメントに関するEFSAの科学的意見及び結論を提示する。
 補強データは求められた点に対応していないと考えられる。コメント期間中に、発達神経毒性(DNT)影響と甲状腺が介在する内分泌影響との関連がRMSにより支持されたが、更に議論されるべきであると考えられため、専門家の協議が実施されるべきである。
 また、ヒト及び標的外の生物に関するアシベンゾラル-S-メチルの内分泌かく乱(ED)の性質の評価、及びEDの性質に関して結論付けるためにどの追加試験が必要かを議論すべきであると提案されている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1846
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