食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05370560149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、EFSAの科学的評価の手順作成に関するテクニカルレポートを公表
資料日付 2020年4月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月27日、EFSAの科学的評価の手順作成に関するテクニカルレポート(2020年4月6日承認、46ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2020.EN-1843)を公表した。概要は以下のとおり。
 本テクニカルレポートはEFSAのnon-applicationの科学的評価の手順作成のための一連の勧告を提供する。Non-applicationの科学的評価とは、EFSAのプロセス構造(EFSA Process Architecture)の文書において次のとおり分類される評価を指す。E2.1 科学的リスク評価、E2.2 全般的な科学的及び技術的支援、E2.3 科学的レポート、E3.2 緊急対応、E4.1 データ収集及び管理、E.4.2 文献管理、E5.1 EFSAにおける方法論のガイダンス文書の作成及び更新を含む方法論の管理。
 本勧告はまだ素案であり、全てのEFSAのnon-applicationの科学的評価において1年にわたる試用を経た後に最終化され公表される。
 本文書は2部に分かれており、第1部は手順の理論的根拠を説明し、第2部はnon-applicationの評価における手順書作成のための段階及び勧告を提供する。
 手順は「第1段階 問題の定式化」、「第2段階 問題に取り組むためにどの方法を用いるか」の両方を取り扱う。問題の定式化は以下の作業を含む。
 (a)要請者との対話において委任事項(mandate)を明確化し及び承諾すること
 (b)各委任事項を、科学的に回答可能な評価の質問、関連する概念モデル(すなわち二次的質問及びそれらの関係)、評価に関する全体的な方法の規定(例 定量的、定性的、半定量的手法を適用するのか、段階的(tiered)な手法を採用するのか)に置き換えること
 事前に評価方法を規定しておく利点は、評価プロセス中の恣意的な意思決定からの防護、確証バイアス等の認知バイアスに対する防御、HARKingやPhacking等の方法論上の欠陥の制限、科学的評価プロセス実施の合理化であり、評価を開始する前に計画を立てる動機づけになる。
 本レポートの第1部はEFSAのnon-applicationの科学的評価に関する段階的プロセスを説明する。問題の定式化の次に、二次的質問に対応するための方法が選択される。EFSAにおいて選択される可能性のある様々な方法は以下のとおり(抜粋)。
 (1)科学的文献から抽出した又はEFSAに直接提出されたエビデンスの利用
 (2)データベース(Eurostatのデータベース等)由来データ等、文献以外からのデータの利用
 本文書の第2部は、EFSAのnon-applicationの科学的評価の手順を作成する実際の段階及び勧告を説明する。手順の作成において柔軟性を可能にする中心的な概念は「計画の程度」、すなわち適用される手法の手順において与えられる詳細の程度であり、その手順は委任事項の特性(例 締切り及び利用可能な資源を含む要請者のニーズ)に合うように調整することが可能である。問題の定式化の一部として、委任事項を評価の質問、二次的質問の規定及びそれらの関係(概念モデル)に置き換える。その次に、定量的、定性的、半定量的方法を適用するのか、段階的(tiered)方法を採用するのか、二次的質問を他の項目よりも優先するのかの観点から、とるべき全体的な方法に関する決定が行われる。手順作成の第2段階は以下の項目の詳述を含む。
 2.1 各二次的質問の中の不確実性分析を含むエビデンスの収集、評価及び統合のためのエビデンスの必要性及び方法
 2.2 二次的質問全体のエビデンスの統合、及び残っている不確実性、全体の不確実性に対応する方法
文中の諸表には、各々の二次的質問に関する方法、段階及び計画の程度別に手順に関する推奨事項が詳述されている。
(訳注)
HARKing(Hypothesizing After the Results are Known): 結果を確認してから、その結果に適合する仮説を立てること。
Phacking: 有意なP値(有意確率、一般にはP<0.05)が出る組み合わせやデータが得られるまで分析を繰り返して、結果を作成すること。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1843

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