食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05370540294
タイトル 世界保健機関(WHO)、食品安全に関するファクトシートを更新
資料日付 2020年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は4月30日、食品安全に関するファクトシートを更新した。概要・構成は以下のとおり。
1. 主な事実
(1) 安全かつ栄養価の高い食品を十分に摂取することは生命の維持と健康の増進に極めて重要である。
(2) 有害な細菌、ウイルス、寄生虫あるいは化学物質を含む安全でない食品は、下痢からがんに至るまで200種を超える疾病の原因となっている。
(3) 推定6億人-世界中のほぼ10人に1人-が汚染食品の喫食後に罹患し、毎年42万人が死亡し、その結果、3
,300万年の健康寿命の損失(DALYs:障害調整生存年)をもたらしている。
(4) 低・中所得国では安全でない食品に起因して、生産性及び医療費において、毎年1
,100億米ドルが失われている。
(5) 食品媒介性の疾病負荷の40%は5歳未満の子供に集中し、毎年125
,000人が死亡している。
(6) 下痢性疾患は、汚染食品の喫食に起因する最も一般的な疾病であり、毎年5億5
,000万人が罹患し、23万人が死亡している。
(7) 食品安全、栄養及び食糧安全保障は密接に関連している。安全でない食品は、疾病や栄養不良の悪循環を引き起こし、特に乳幼児、高齢者及び罹患者に影響を与える。
(8) 食品由来疾患は、医療制度に負担をかけ、国の経済、観光及び貿易に悪影響を与えることによって、社会経済の発展を妨げる。
(9) 現在、食品サプライチェーンは複数の国境を越えている。 政府、生産者及び消費者間の良好な協力は、食品安全の確保に役立つ。
2. 主な食品由来疾患と原因
(1) 細菌:サルモネラ、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌、リステリア、コレラ菌等
(2) ウイルス:ノロウイルス、A型肝炎等
(3) 寄生虫:エキノコックス、クリプトスポリジウム等
(4) プリオン
(5) 化学物質:自然毒、残留性有機汚染物質(POPs)、重金属
3. 食品由来疾病による負荷
4. 発展する世界と食品安全
5. 食品安全:公衆衛生上の優先課題
(1) 政策立案者ができること
(2) 食品取扱業者及び消費者ができること
6. WHOの対応
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) -
URL https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/food-safety
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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