食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05370280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、一次生産段階におけるブロイラー中のカンピロバクターに対する管理オプションの更新及びレビューに係る科学的意見書を公表
資料日付 2020年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、一次生産段階におけるブロイラー中のカンピロバクターに対する管理オプションの更新及びレビューに係る科学的意見書(89ページ、2020年3月18日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
 2011年のカンピロバクターに関するEFSAの意見書は、より新しい科学的データによって更新された。農場での管理オプションによる、ブロイラー肉に起因するEUのヒトのカンピロバクター症の相対リスクの減少が推定された。当該推定は、カンピロバクターの群感染率を低減させる介入に対する集団寄与割合(PAF)の活用、盲腸中の菌濃度を低減させる介入の最新のモデル化手法及び科学文献のレビューにより実施された。
 6つの管理オプション(衛生的な次室(anteroom)、効果的なげっ歯動物の管理、ブロイラー飼育室の近傍で動物を飼育しない、飲水への消毒剤の添加、少数の熟練した従業員の雇用及び水が溜まる給水器を避ける)について算出したPAF分析によると、この6つの管理オプションが個別に適用された場合に、それぞれ達成され得る相対リスク減少の平均値は、相当なものであると推定された。しかし、全ての管理オプションの信頼区間の幅は、個別のリスク減少の可能性について高い不確実性が存在することを示す。
 更新されたモデルでは、過去の意見書で使用されたモデルよりも、影響がより低く推定される結果となった。ブロイラーの盲腸中の菌濃度を3-log10低減することは、ブロイラー肉に起因するEUのヒトのカンピロバクター症の相対リスクを58%減少させると推定された(過去の意見書では90%超の減少と推定されていた)。
 異なる種類のエビデンスの統合及び重みづけのため、「専門家からの知識の引き出し(Expert Knowledge Elicitation: EKE)」が管理オプションの順位付け及び不確実性の評価に活用された。選抜された管理オプションの相対リスク減少の中央値は、その確率区間(probability interval: PI)の大部分が重複しており、したがってその順位は不確実である。ワクチン接種27% (90% PI: 4~74%)、飼料及び飲水添加物 24% (90% PI: 4~60%)、間引きの中止18% (90% PI: 5~65%)、少数の熟練した従業員の雇用16% (90% PI: 5~45%)、水が溜まる給水器を避ける 15% (90% PI: 4~53%)、飲水への消毒剤の添加 14% (90% PI:3~36% )、衛生的な次室 12% (90% PI: 3~50%)、飼育室毎の専用の器具 7% (90% PI: 1~18%)。
 これらのエビデンスに基づく推定値は相互依存的であり、それぞれに高いレベルの不確実性が存在するため、複数の管理活動の複合的な効果を定量化することはできない。
 当該意見書は以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2020.6090
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6090

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