食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05370010314 |
| タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、食品中の3-MCPD及びグリシジル脂肪酸エステルの濃度及び健康影響に関する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2020年4月20日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月20日、食品中の3-MCPD及びグリシジル脂肪酸エステルの濃度及び健康影響に関する意見書(2020年4月20日付け No.020/2020)を公表した。概要は以下のとおり。 BfRは、3-モノクロロプロパンジオール(3-MCPD)、2-モノクロロプロパンジオール(2-MCPD)脂肪酸エステル、及びグリシジル脂肪酸エステルを含む食品について、含有に関する現在のデータ及び摂取に関する入手可能なデータを用いて、健康影響評価の観点から総ばく露量の推定を行った。 3-MCPD及びその脂肪酸エステルに関しては、通常量及び多量摂取する成人において、欧州食品安全機関(EFSA)が導出した耐容一日摂取量(TDI)の超過はなかった。一方で、乳幼児においては、一部でTDI超過が顕著であった。したがって、この集団における長期間摂取は健康への影響が増大する可能性がある。2-MCPD及びその脂肪酸エステルに関しては、毒性学上の現在のデータがないことから、健康影響評価を行うことはできない。 グリシドール及びその脂肪酸エステルは遺伝毒性及び発がん性がある。リスクの特性判定には、国際的に確立されたMOE(ばく露マージン)手法が用いられる。MOE決定のための基準点(reference point)として、動物を使った長期間試験に由来するデータに基づくT25値であるグリシドール10.2mg/kg体重/日が導出されている。この場合、MOEが25 ,000以上であれば公衆衛生上の懸念は少ないと判断され、リスク管理措置を講じる優先順位は下がる。 成人におけるばく露推定のための大部分の摂取シナリオでは、エステル結合したグリシドールの摂取量は25 ,000よりも大きいMOEに繋がっている。 しかし、エステル結合したグリシドール含有量が多い、油脂を高温調理したものを頻繁に摂取する消費者の場合、MOEが15 ,131という結果がある。小児及び乳児における種々の摂取シナリオ(通常量及び高摂取量)では、一部でMOEが25 ,000を有意に下回る可能性がある。例えば、乳児用調製乳のみを与えられる乳児、即ち、エステル結合したグリシドールの含有量が多い乳児用調製乳のみを摂取する乳児においては、MOEは約2 ,900とおよそ10分の1に下がる。したがって、特定の集団においては、慢性的な摂取により健康影響が増大する可能性が考えられる。 BfRは、小児が多く摂取する食品グループ(ドーナッツ、マーガリン(植物油脂)など)や、特に乳児用調製乳中の2-MCPD、3-MCPD及びそれらの脂肪酸エステル、また、エステル結合したグリシドールの濃度は低減すべきであると助言する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | ドイツ |
| 情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | http://www.bfr.bund.de/cm/343/gesundheitliche-risiken-durch-hohe-gehalte-an-3-mcpd-und-glycidyl-fettsaeureestern-in-bestimmten-lebensmitteln-moeglich.pdf |
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