食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05360230149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、部位特異的ヌクレアーゼ タイプ1及びタイプ2 オリゴヌルレオチド指向突然変異を用いて開発された植物の安全性評価に対する、部位特異的ヌクレアーゼ タイプ3に関するEFSAの科学的意見の適用可能性」を評価した科学的意見書草案について公開協議の開始を通知
資料日付 2020年4月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)の遺伝子組換え生物(GMO)に関するパネルは、4月15日、「部位特異的ヌクレアーゼ タイプ1及びタイプ2 (SDN-1及びSDN-2)、並びに、オリゴヌクレオチド指向突然変異(ODM)を用いて開発された植物の安全性評価に対する、部位特異的ヌクレアーゼ タイプ3 (SDN-3)に関するEFSAの科学的意見の適用可能性」を評価した科学的意見書草案について公開協議の開始を通知した。概要は以下のとおり。
 EFSAは、ジンクフィンガーヌクレアーゼタイプ3(ZFN-3)技術、及び、総称的に部位特異的ヌクレアーゼ3(SDN-3)と定義される、同等に機能する他種SDNを使用して作出された植物のリスク評価に関する科学的意見書を公開している(EFSA GMOパネル、2012)。欧州委員会(EC)は、遺伝子組換え生物(GMO)に関するパネルに、セクション4(ハザードの特定)及びSDN-3に関する意見書の結論が、SDN-1、SDN-2、及び、オリゴヌクレオチド指向突然変異を介して作出された植物に対して有効性であるかどうかを評価するよう要請した。当該科学書意見草案の概要は以下の通りとおである。
 GMOパネルは、SDN-1、SDN-2、ODMを介して作出された植物に関連するハザードとSDN-3及び従来育種法の双方を介して作出された植物に関連するハザードと比較し、SDN-3アプローチとは異なり、SDN-1、SDN-2、ODMアプローチの適用は、外因性DNAの挿入を伴わずに植物の内在性ゲノム配列を改変する結果となると結論した。したがって、セクション4に記述される導入遺伝子の存在に特異的に関連する考察、及び、SDN-3に関する科学的意見書の結論は、最終産物に外来DNAが存在しない場合、SDN-1、SDN-2、及びODMアプローチを介して作出された植物とは関連しない。SDN-3及び従来育種法の双方と比較して、SDN-1、SDN-2、ODMを介したゲノム改変に特異的に関連する新たなハザードは特定されなかった。さらに、GMOパネルは、GM植物由来食品及び飼料のリスク評価に関する既存のガイダンス(EFSA GMOパネル、2011年)及び、GM植物の環境リスク評価に関する既存のガイダンス(EFSA GMOパネル、2010)は、SDN-1、SDN-2、ODMを介して作出された植物には部分的にのみ適用可能であると考える。当該ガイダンスに示されている外来DNAの存在と関連する要件は、最終産物のゲノムが外因性DNAを含有しない場合、SDN-1、SDN-2、ODMアプローチを介して作出された植物のリスク評価には関係しない。
 2020年5月27日まで、提供されている電子テンプレートを用いた書面による意見を公募する。EFSAは、ステークホルダーから基準を満たして提出される全てのコメントを評価し、GMOパネルによりさらに検討され、関連があると判断された場合は考慮に入れる。
 提出されたコメントは公表され(科学的意見書と共に公表されるEFSAの報告書の一部として)、別の状況においてEFSAにより再利用される可能性がある。
 科学意見書草案はPDFファイルとしてとして本通知ページから入手可能。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/public-consultation-applicability-efsa-opinion-site-directed
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