食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05360120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、プラスチック製の食品接触材料(乳児用食品を含む)に使用される化合物のN ,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)アルキル(C8-C18) アミン(FCM No 19) 等に関する技術的及び毒性学的データの募集を開始
資料日付 2019年12月5日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月5日、プラスチック製の食品接触材料(乳児用食品を含む)に使用される化合物のN
,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)アルキル(C8-C18)アミン(FCM No 19) 及びN
,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)アルキル(C8-C18) アミン塩酸塩(FCM No 20)に関する技術的及び毒性学的データの募集(期限は2020年12月31日まで)を開始した。募集の背景は以下のとおり。
 化学的及び構造的に類似する化合物のFCM19及びFCM20は、現在1.2mg/kg食品のグループ特定移行限度値(SML)及び追加的な制限を付して、食品接触材料(FCM)の製造用の添加物として認可され、欧州委員会規則(EU) No 10/2011付属書Iにリスト化されている。
 一事業者から欧州委員会に対して、REACH規則(訳注:欧州連合(EU)における化学物質の登録、評価、認可及び制限に関する欧州議会及び理事会規則)の下に義務付けられている追加試験の一部として実施された発生毒性試験(OECD 414)において、FCM 20が健康への未知の有害影響を引き起こす可能性があることを示す科学的エビデンスが通知された。
 当該事業者から提出された新たなエビデンス、及び現行のSMLが基準にする暫定耐容一日摂取量(t-TDI)に基づくFCM19及びFCM 20に関する潜在的な懸念を考慮して、欧州委員会はEFSAに対して、科学委員会(SCF)及びEFSAが実施した最初の評価をレビューし、必要があれば更新するよう要請した。
 欧州委員会は、当初の申請を裏付けるドシエ(dossier)、EFSAに提出された2006年、2014年のデータ、及び申請者及び他のユーザーが入手可能な追加情報から両化合物の安全性に関する全ての情報を利用するよう要請した。
 EFSAは本データ募集をもって、プラスチック製の食品接触材料を製造するために使用する両化合物の安全性に関して、事業者及び他の利害関係者が入手可能なデータを収集することを目指す。これによりEFSAが意見書を作成するのに最も完全なデータパッケージが使用される。
 両化合物に関して募集されている情報は以下のとおり(抜粋)。
・規格書
・製造工程、化合物の純度、製造工程に関連する不純物の説明
・物理的、化学的特性
・乳児用食品に接触することが想定されるプラスチック材料における使用を含む化合物の用途
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/call-technical-and-toxicological-data-substances-nn-bis2
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