食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05350340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、第3国由来伝統食品としてのサッチャインチ(Plukenetia volubilis L.)の焙煎種子に関する通知について技術的報告書を公表
資料日付 2020年3月23日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月23日、規則(EU) 2015/2283第14条に準拠する第3国由来伝統食品としてのサッチャインチ(Plukenetia volubilis L.)の焙煎種子に関する通知について技術的報告書を公表した(3月6日採択、PDF版14ページ、doi: 10.2903/sp.efsa.2020.EN-1817)。概要は以下のとおり。
 規則(EU) 2015/2283第14条に基づき、第3国由来伝統食品としてサッチャインチ(Plukenetia volubilis L.)の焙煎種子を市場投入するため欧州委員会に提出されたPROMPERU/Agroindustrias Osho SAC/Amazon Health Products SAC/Comercio Alternativo de Productos No Tradicionales y Desarrollo para Latino America Peru - Candela/Shanantina SAC (ペルー)からの通知を受け、欧州委員会は、当該規則第15条(2)に則して、当該伝統食品を欧州連合(EU)域内にて市場投入することに対し正当な理由に基づく安全性上の異議があるかどうか、EFSAに意見表明を要請した。
 EFSAによる伝統食品通知の評価手法は、伝統食品認可を目的とする通知に関するステークホルダー向けガイダンス、及び、EFSA科学委員会発行の既存の関連ガイダンス文書にて詳述されている原則に基づく。
 EFSAは、以下の点に着目した。
 ・ 申請者が適用した分析手法に関し記載が不十分であり、検証のための情報が提供されていない。そのためEFSAは、少量の当該伝統食品に含有される総アルカロイドを定量することは適切でない可能性があると考える。
 ・ 当該伝統食品に含有される可能性のあるアルカロイドの種類に関し、情報が提供されていない。
 上記の点を鑑み、EFSAは、当該伝統食品はヒトの健康に対し安全上のリスクをもたらす可能性があると結論する。したがって、当該伝統食品、即ち、サッチャインチ(Plukenetia volubilis L.)の焙煎種子のEU市場投入に対し、安全性上の異議を提起する。
 訳注: サッチャインチ(Plukenetia volubilis L.)種子から圧搾される油は、オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸、トコフェロール(主としてにガンマトコフェロール及びデルタトコフェロール)の含有量が高いことで知られる。別名として、グリーンナッツオイル、インカインチオイルがある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1817
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