食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05350160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、2018年の食品中の農薬残留物に関する欧州連合報告書を公表
資料日付 2020年4月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月2日、2018年の食品中の農薬残留物に関する欧州連合報告書(2020年2月24日承認、103ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6057)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC)No 396/2005第32条に基づき、EFSAは欧州市場における食品中の農薬残留物を分析する年次報告を提供する。
 この分析は、EU加盟諸国、アイスランド及びノルウェーにより実施された国の公的な管理活動のデータに基づいており、EUが調整し、無作為抽出法を用いる管理計画のデータのサブセットを含む。
 2018年に関して、全体で91
,015の分析された検体のうち、95.5%が最大残留基準値(MRL)以下、4.5%がMRLを超過し、超過した4.5%のうち2.7%が不適合(すなわち、測定の不確かさを考慮した後のMRLを超過した検体)であった。
 EUが調整する管理計画の一部として分析された11
,679の検体のうち、1.4%がMRLを超過し、そのうちの0.9%が不適合であった。生食用ぶどう及びピーマンが最も頻繁にMRLsを超過した食品(の一部)であった。
 消費者の健康への急性及び慢性リスクを評価するために、農薬の残留物への食事由来ばく露量が推定され、健康影響に基づく指標値(HBGV)と比較された。その比較結果は、分析された食品に関する評価レベルは、消費者の健康に対して懸念を及ぼすことは考えにくいことを示唆する。しかしながら、EUの管理体系の効率性を高めることにより、引き続き高いレベルの消費者保護を確実に行うためにいくつかの勧告を行った。

地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6057
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。