食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05340340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品に含有されるアフラトキシンのリスク評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年3月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月9日、食品に含有されるアフラトキシンのリスク評価に関する科学的意見書を公表した(1月30日採択、PDF版112ページ、doi:10.2903/j.efsa.2020.6040)。概要は以下のとおり。
 EFSAは、食品に存在するアフラトキシンと関連する公衆衛生に対するリスクに関し、科学的意見を表明するよう要請された。
 本リスク評価は、アフラトキシンB1(AFB1)、AFB2、AFG1、AFG2及びAFM1のみを対象とする。調査では、アフラトキシン類の含有に関する200
,000件超の分析結果を使用している。穀物及び穀物ベースの製品は、全年齢層におけるAFB1への平均慢性食事性ばく露に最も寄与し、AFM1への平均ばく露には、主として「液体乳」及び「発酵乳製品」が寄与していた。
 アフラトキシン類は遺伝毒性を有し、AFB1はヒトにおいて肝細胞がん(HCCs)の原因となり得る。アフラトキシン類が有する遺伝毒性という特性を考慮し、フードチェーンにおける汚染物質に関するパネル(Panel on Contaminants in the Food Chain (CONTAM Panel))は、耐容一日摂取量(TDI)の設定は適切ではないと考えた。動物実験に基づき、AFB1ばく露後の雄ラットにおけるHCC発生に対するBDML(ベンチマークドーズの信頼区間の下限値)10(0.4μg/kg体重(bw)/日)を選択し、ばく露マージン(MOE)アプローチで使用した。ヒトのデータからBDMLを算出することは適切ではなく、2016年にFAO/WHO合同食品添加物専門家会議により推定された発がんポテンシーで代用された。AFM1に対しては、AFB1と比較して0.1のポテンシー係数が使用された。AFG1、AFB2及びAFG2に対しては、in vivoデータはポテンシー係数の導出に十分ではなく、以前の評価同様、AFB1と同等のポテンシーが想定された。
 AFB1ばく露に対するMOE値は5
,000から29の範囲にあり、AFM1に対するMOE値は100
,000から508の範囲であった。算出されたMOE値は、AFB1の場合、10
,000未満であり、AFM1も同様であった。AFM1の場合、若年層を対象とした複数の調査において、10
,000未満のMOEが算出された。
 得られた結果は、健康に対す懸念を引き起こす。AFB1及びAFM1ばく露後に、ヒトにおいて推定されるがんのリスクは、MOE値から導出される結果と符合する。この結論は、上述のアフラトキシン5種全てに対する複合ばく露にも当てはまる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6040

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