食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05340070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのモノ及びジグリセリン脂肪酸エステル6種(E472a~E472f)の再評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年3月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月11日、食品添加物としてのモノ及びジグリセリン脂肪酸エステル6種(E472a~E472f)の再評価に関する科学的意見書(2020年1月29日採択、66ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6032)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品添加物及び香料に関する科学パネル」(FAFパネル)は、食品添加物としての酢酸、乳酸、クエン酸、酒石酸、モノ及びジアセチル酒石酸、酢酸及び酒石酸の混合物のモノ及びジグリセリン脂肪酸エステル(E472a~E472f)の再評価に関する科学的意見書を提出した。これら全ての物質は食品に関する科学委員会及びFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)により以前評価されたことがある。
 E472a、b、c、eの加水分解が様々な実験において示されたが、吸収、分布、代謝、排泄(ADME)に関する利用可能なデータは限られていた。FAFパネルはE472a~fは吸収された後、消化管及び(又は)全身で(全身循環以前に)広く加水分解され、個々の加水分解生成物になるが、全てが通常の食事の成分であり、代謝され又は代謝されずに排泄されると仮定した。 
 E472a~fに関する利用可能な毒性学上のデータベースからヒトへの有害影響は特定されなかった。FAFパネルは、E472a~cに関する許容一日摂取量(ADI)を設定する必要はないと考えた。FAFパネルはE472d~fの製造工程においてL(+)-酒石酸だけが使用されなければならないとも考えた。FAFパネルはL(+)-酒石酸(E334~337、354)に関して酒石酸として表す240mg/kg体重(bw)/日のグループADIに基づき、及び各々の食品添加物におけるL(+)-酒石酸の総量を考慮してE472d~fに関するADIを設定した。
 E472e及びfを除き、最大レベル、精緻化したばく露量及び食品サプリメント消費者限定シナリオを使用して、全ての食品添加物の個々の推定ばく露量が算出された。推定ばく露量を考慮し、報告された用途及び使用レベルで安全性の懸念はない。更にE472d~fの使用から放出される酒石酸へのばく露量が算出された。FAFパネルは欧州委員会に対していくつかの勧告を行った。
FAFパネルによる勧告(抜粋)
 ・製造工程においてL(+)酒石酸だけを使用可能と規定して、E472d~fに関する欧州連合(EU)規格を改定すること
 ・食品が食品中の有毒物質(ヒ素、鉛、水銀及びカドミウム)への重要なばく露源にならないように、E472a、b、d、e、fに関するEUの規格におけるこれらの有毒物質の上限を引き下げ、鉛に加えて、E472cに関するEUの規格において水銀、ヒ素及びカドミウムに関する上限を設定すること。

地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6032

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