食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05330470149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、乳牛に使用する飼料添加物としてのAvaila(登録商標)Cr(DL-メチオニンのクロムキレート)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年2月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月26日、乳牛に使用する飼料添加物としてのAvaila(登録商標)Cr (DL-メチオニンのクロムキレート)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年1月28日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 許容試験では、Availa(登録商標)Crに由来するクロムを最大10倍まで過剰投与した場合に、体重、乳量、血液学及び血液生化学上の有害な影響は示されなかった。しかし、試験のデザイン及び説明に不十分な点があることから、当該添加物の安全性に関しては補強証拠を示すに留まった。乳牛に対して安全であると考えられる用量は、げっ歯類を使った毒性学試験により導出が可能である。 全体として、推奨される最大用量(Availa Crに由来するクロム8mg/乳牛/日。即ちクロム約0.4mg/kg完全配合飼料)は安全であると判断される。 DL-メチオニンのクロムキレートは、全身ばく露後のin vivoでは発現しない遺伝毒性をin vitroで示す。接触部位での遺伝毒性に関する入手可能なデータはないものの、「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、三価クロム(クロム(III)に発がん性はないことに注目し、DL-メチオニンのクロムキレートは、給餌において見られる容量では発がんリスクとはなりにくいと結論付ける。 Availa Crを推奨される濃度までで乳牛の飼料に使用することは、消費者の三価クロムへのばく露を大きく増加させないと考えられることから、Availa Crは消費者に対して安全である。 Availa Crの使用による環境に対するリスクは予見されない。 有効性評価に関しては、3件の研究が義務付けられている中で考慮可能な研究が1件のみであったことから、同パネルは乳牛に使用するAvaila Crの有効性に関して結論付けることはできなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6026 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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