食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05330290149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)、ヒト、動物及び食品に由来する人獣共通感染症細菌及び指標細菌の薬剤耐性に関する2017~2018年欧州連合総括報告書を公表 |
| 資料日付 | 2020年3月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月3日、ヒト、動物及び食品に由来する人獣共通感染症細菌及び指標細菌の薬剤耐性に関する2017~2018年欧州連合総括報告書(166ページ、2020年1月31日承認)を公表した。概要は以下のとおり。 ヒト、動物及び食品に由来する人獣共通感染症細菌及び指標細菌の薬剤耐性(AMR)に関するデータは欧州連合(EU)加盟国から毎年集められ、EFSA及びECDCが共同で分析し、年次EU総括報告書で報告される。2017~2018年のAMRモニタリング及び報告は、サルモネラ属菌、カンピロバクター属菌及び指標大腸菌分離株に関するデータ、並びに基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)/AmpC/カルバペネマーゼ産生大腸菌分離株の固有モニタリングから得られたデータを含んでいる。加えて複数の加盟国は、動物及び食品中のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌の存在率に関する自主的な(モニタリングの)データを報告し、またいくつかの国では、その薬剤感受性に関するデータを提供している。 豚、子牛/牛、肉用鶏、採卵鶏、七面鳥、及びそれらのと体/食肉検体並びにヒトから得られたモニタリングデータは、可能な場合、EUレベルで統合され比較された。これらは特に、多剤耐性、完全な感受性(訳注:統一化されたパネルで検査された14種の抗菌性物質の全てに感受性と定義)及び極めて重要な抗菌性物質(critically important antimicrobials)に対する耐性の組み合わせパターンについて、また、ESBL/AmpC/カルバペネマーゼ産生表現型を示すと推定されるサルモネラ属菌及び大腸菌分離株について重点が置かれた。統一化されたパネルが指定する抗菌性物質に対する大腸菌の完全な感受性やESBL/AmpC/カルバペネマーゼ産生大腸菌の保有率など、2014年から2018年までの期間における食料生産動物中のAMRに関するアウトカム指標が重点的に分析された。 ヒト、動物及び食品から得られた最新のデータは、サルモネラ属菌の多くが多剤耐性(3種以上の抗菌性物質に耐性)であることを示す。ヒトでは、特に特定の型のサルモネラ属菌において、シプロフラキサシン耐性が広く見られ、高濃度のシプロフラキサシンへの耐性は全体で1.7%(2016)から4.6%(2018)に増加した。カンピロバクターに関しては、19か国中16か国で非常に高い又は極めて高い割合でシプロフラキサシン耐性が報告された。高い割合のシプロフラキサシン耐性はまた、家きん由来のサルモネラ属菌及び大腸菌においても報告された。シプロフラキサシンはフルオロキノロン系の抗菌性物質であり、ヒトへの使用において極めて重要であると分類された抗菌性物質の系統に属する。フルオロキノロンの有効性が失われれば人の健康への影響は重大なものとなり得る。しかしながら、以下の耐性の併存(2種の極めて重要な抗菌性物質に対する耐性を併せ持つ)、すなわちサルモネラ属菌におけるフルオロキノロン及び第3世代セファロスポリン耐性、並びにカンピロバクターにおけるフルオロキノロン及びマクロライド耐性は低いままである。 2014年から2018年の間、EU加盟6か国の食料生産動物において、すべての抗菌性物質に対する感受性の総括指標が大腸菌で増加した。これらの国々では、必要な場合に抗菌性物質を用いた治療が成功する可能性がより高いと思われ、したがってこれは前向きな進展である。2015年から2018年の間、ESBL又はAmpC産生大腸菌の存在率の低下傾向が、加盟国の40%(11か国)で観察された。同大腸菌はヒトの重篤な感染症の原因であるため、これは非常に重要である。 最後の砦と呼ばれる抗菌性物質に関しては、コリスチン耐性はサルモネラ属菌及び大腸菌で一般的ではなく、カルバペネマーゼ産生大腸菌は肉用鶏、七面鳥及び鶏肉において検出されなかった。 2013年から2018年の間、多くの国でヒト由来のSalmonella Typhimuriumのアンピシリン及びテトラサイクリン耐性の減少が好ましい傾向として観察された。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2020.6007 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | - |
| URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6007 |
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