食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05310070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えAspergillus luchuensis Inui RF7398株由来の食品用酵素キシラナーゼの安全性評価の科学的意見書を公表
資料日付 2020年1月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月20日、遺伝子組換えAspergillus luchuensis Inui RF7398株由来の食品用酵素キシラナーゼの安全性評価の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 遺伝子組換えに関しては、安全性の懸念を引き起こさない。当該食品用酵素は、生産に使用した菌株も組換えDNAも含まない。当該キシラナーゼは、ベーキング及び穀類加工の工程に使用することを意図している。
 最大使用レベルに基づき、欧州の住民における当該食品用酵素の総有機固形物(TOS)への摂食由来のばく露量は、最大で0.008mgTOS/kg体重/日と推定された。遺伝毒性試験では安全性への懸念は生じなかった。全身毒性は、ラットにおける90日間反復経口投与毒性試験により評価した。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、無毒性量(NOAEL)が試験における最大用量の1
,000mgTOS/kg体重/日であると特定し、この値を推定摂食由来のばく露量と比べると、MOE(ばく露マージン)は高く少なくとも125
,000となった。
 既知のアレルゲンとのアミノ酸配列の類似性を調べ、1つの合致を見出した。CEPパネルは、意図した使用条件下で、摂食由来のばく露によるアレルギーの感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。
 CEPパネルは、提供されたデータに基づき、当該食品用酵素が意図した使用条件下で安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5971
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