食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05300410314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、食品材料としての代替甘味料アルロースに関する健康影響評価についての意見書を公表
資料日付 2020年1月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は1月8日、食品材料としての代替甘味料アルロースに関する健康影響評価についての意見書(2020年1月8日付け、No.001/2020)を公表した。概要は以下のとおり。
 D-アルロース(Allulose)は単糖類に属する。D-アルロースの甘さは砂糖(サッカロース)の約7割である。D-アルロースは摂取してもカロリーが大幅に抑えられることから、ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)による、最終製品中の砂糖、脂質及び塩を低減する革新政策において代替甘味料の一つに考えられている。現時点で新食品としてのD-アルロースの安全性に関して欧州食品安全機関(EFSA)が採択した意見書はない。
 BfRは、最新のデータに基づき、食品材料としてのD-アルロースの使用が健康上のリスクとなる可能性について調査研究を行った。その背景には、2018年に米国において、食品材料としての別の代替甘味料である二糖類のトレハロースの使用と高病原性クロストリジウム・ディフィシル感染症の増加との関連に言及する記述が見られたからである。入手可能な現在のデータからは、D-アルロースを食品材料として使用した場合に同様の健康上のリスクが生じるかについて最終的な評価を行うことはできない。
 BfRは、リスク評価において以下の結論に至った。
・食品材料としてのD-アルロースの使用は、人体において、選択的に肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)などのクレブシエラ属の増殖に寄与する可能性がある。クレブシエラ属は、健康な集団は感染しても無症状であるが、院内感染症(特に敗血症及び肺炎)に関しては上位5位に入る原因菌である。したがって、D-アルロースが添加された食品の日常的な摂取による健康上のリスクは第一に医療施設と関連する。
・D-アルロースの食品への添加に関しては、食品の微生物学モニタリングの枠組みにおいてクレブシエラ属の監視を考慮することが可能である。
・リスク評価の観点から科学的に明らかにする必要がある点として、新食品としてこれまでにない量のD-アルロースを定期的に摂取した場合、人体の特定の部位においてD-アルロースの濃度が高まる程度や、腸内細菌叢に望ましくない影響を与えたり、感染力(特に肺炎桿菌)を変化させるクレブシエラ属の発生及び特性がある。
 トレハロースの例に見るように、食品材料を介して人体におけるヒト病原体の増殖に寄与するという特別なリスクは「新しいリスク」と捉えることができるかもしれない。このリスクは、アジアの様々な国及び米国における食品材料としてのD-アルロースの使用の認可を含め、これまでに行われた安全性評価においては考慮されてこなかった。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) -
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/zuckerersatz-allulose-fuer-eine-gesundheitliche-bewertung-als-lebensmittelzutat-sind-weitere-daten-erforderlich.pdf

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