食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05290670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、リスクベネフィットの評価を強化するために連携するRiskBenefit4EUプロジェクトに関する科学的報告書を公表
資料日付 2019年12月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月20日、全体的アプローチを使用して欧州連合(EU)内のリスクベネフィット評価を強化するために連携するRiskBenefit4EUプロジェクトに関する外部機関による科学的報告書(2019年12月11日承認、27ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2019.EN-1768)を公表した。概要は以下のとおり。
 「全体的アプローチを使用してEU内のリスクベネフィット評価を強化するために連携するRiskBenefit4EU」はポルトガル、デンマーク及びフランスの学際的なチームを統合する知識の移転プロジェクトであり、EFSAが資金提供している。本プロジェクトは、毒性学、微生物学及び栄養の分野を考慮し、ヒトの食品摂取に関連するリスクベネフィットを評価するためにEUの能力を強化することを目的とする。
 ポルトガルの受講者のリスクベネフィット評価(RBA)の研修のために、主に次の3つの活動を含む能力構築プログラムが実施された。
・RBAの概念に関する理論的研修
・提示された手法及びツールを使用して理論を事例研究に適用する実地研修
・RBAの特定の領域における上級者用研修を実施するための科学的活動
 開発されたRBA戦略が、ポルトガルの小児が摂取するシリアルを主体にした食品のRBAに焦点を置いた事例研究に適用された。食物繊維の摂取のベネフィットだけでなく、アフラトキシン、Bacillus cereus、ナトリウム及び遊離糖類によるリスクが評価された。乳児用のシリアル及び/又は朝食用シリアルの摂取の5つのシナリオが検討され、それらの評価は、現行の摂取から検討された代替シナリオへ移行すれば健康な生活に繋がることを明らかにした。
 RiskBenefit4EUプロジェクトは、食品のRBAを実施し、様々な学問の分野の専門家間の協力という課題に対処するために、新しいチームを研修する連携方法を実施した。能力構築の過程で、概念的な知識から行動へ移行することが能力を効果的に高めるために必須のステップであった。開発された枠組みは事例研究の達成を促進し、共有され調和したRBAの手法及び文化の構築に貢献した。今回提案された戦略は、他のチームがRBAを実施できるようにするために再度利用すること、及び基礎として考えることが可能である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1768
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