食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05290620164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、オランダ国民の食塩及び砂糖の一日摂取量に対する食品中の食塩及び砂糖の含量低減によって推定される効果を公表
資料日付 2019年12月13日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は12月13日、オランダ国民の食塩及び砂糖の一日摂取量について食品中の塩分及び糖分含量の低減により推定される効果を公表した。
 2014年、食品の成分構成を改善させるための全国協定(National Agreement to Improve Product Composition(AVP))が策定され、その時以降、食品業界は食品中の食塩、砂糖、脂肪(飽和脂肪酸を含む)の含量を低減する協定に合意している。RIVMによると、この合意はオランダ国民の食塩及び砂糖の一日摂取量の低減に多少の影響を与えている。RIVMは前回の進捗報告書(2017年半ばまでの期間を対象とする)においてもこの結論に達した。食品の成分構成の改善に加えて、消費者が食塩及び砂糖の摂取量が十分少なくなる健康的な食品を選択することが重要である。
 オランダ保健福祉スポーツ省(VWS)は、協定の継続期間中に食塩及び砂糖の一日摂取量に関する合意の効果を数回評価することをRIVMに依頼した。最も新しい評価(2019年半ばまでの期間を対象とする)では、オランダの成人の食塩摂取量は、合意前(2011年)と比較し、平均して0.5g/日(一つまみ)、砂糖摂取量は4g/日(角砂糖一つ)減少した。
 今回、2017年半ば以降に成立した新たな合意による効果についても言及した。摂取量の減少へのこれらの新たな合意の効果は少なかった。結果的にこの時期以前の推定摂取量と比較し、平均して食塩は0.05g/日、砂糖は1.5g/日減少した。
 オランダの成人は食品から平均して毎日8.7gの食塩と114gの砂糖を摂取する。この摂取量は推奨されている摂取量をはるかに超えている。食塩の摂取基準は6g/日である。砂糖の総摂取量に関する摂取基準は定められていないが、添加された砂糖の摂取量をできるだけ制限することが目標とされている。
 AVPに従った合意は、2020年までに要求されている結果に到達することを意図している。RIVMは、それら(到達評価に用いる値)を食品摂取量及び食品製造業者からのデータに基づいて推定する。すべての食品製造業者が合意に参加し協定を守ることが評価の前提である。また食事パターンは過去数年間変化していないことが想定されている。飽和脂肪酸については非常に特異的な食品を含めてわずかしか合意が作られなかった。これらの合意の影響は最小限であると予測されるため算出はされていない。
 報告書はURLから入手可能。
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2019-0231.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) -
URL https://www.rivm.nl/publicaties/geschat-effect-van-lagere-zout-en-suikergehalten-in-voedingsmiddelen-op-dagelijkse-zout
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