食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05290600149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、サケ科魚類などに使用するアスタキサンチンジメチルジコハク酸(Carophull(登録商標)Stay-Pink 10%-CWS)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年12月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月18日、サケ科魚類、甲殻類及び他の魚に使用するアスタキサンチンジメチルジコハク酸(Carophull(登録商標)Stay-Pink 10%-CWS)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2019年11月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 申請者は、現在販売されているアスタキサンチンジメチルジコハク酸(ATX-DMDS)はサケ及びマスへの使用に関する認可条件を満たしていることを示すエビデンスを提出した。アスタキサンチン(ATX)は最大100mg/kg完全配合飼料で、同様にATX-DMDSは最大138mg/kg完全配合飼料で、サケ科魚類、甲殻類及び魚に対して安全である。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、ATXの毒性プロファイルに関して、既に2014年に検討されたデータ、申請者が行った文献レビュー及びATXに関してEFSAが行った意見募集の結果に基づき改めて評価を行った。
 2014年にEFSAが設定した許容一日摂取量(ADI)である0.034mg/kg体重/日に代わり、2年間の発がん性試験で観察された多核肝細胞の発生率の増加に関する最小毒性量(LOAEL)である40mg/kg体重/日に不確実係数200を適用して得られた0.2mg/kg体重/日をADIとして設定する。サケ科魚類、他の魚及び甲殻類の栄養にATX-DMDSを当該ADIまで使用することは、消費者の安全性への懸念とはならない。
 ATX-DMDSの使用は、天然のアスタキサンチンと比べ、環境リスクを有意に増加させない。
 ATX-DMDSはサケ科魚類や他の魚の肉を着色する効果がある。ATX-DMDSは提案されている使用条件で甲殻類に有効な色素である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5920
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