食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05290570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏、採卵鶏ひな及び七面鳥に使用するElancoban(登録商標)G200(モネンシンナトリウムを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年12月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月16日、肉用鶏、採卵鶏ひな及び七面鳥に使用するElancoban(登録商標)G200(モネンシンナトリウムを含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2019年11月13日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 Elancoban(登録商標)G200は、モネンシンナトリウムを有効成分とする飼料添加物で、イオノフォア抗コクシジウム剤として肉用鶏、採卵鶏ひな及び七面鳥に使用することを意図している。
 当該添加物の対象動物種、消費者、使用者及び産生株の安全性に関わる環境に対する安全性を結論付けることはできない。
 以下に示す結論は当該添加物に含有されるモネンシンナトリウムに適用される。
 入手可能なデータセットからは、当該製品の肉用鶏に対する安全性を結論付けることはできない。モネンシンナトリウムは、安全マージン1.5で肉用七面鳥に対して安全である。モネンシンナトリウムに遺伝毒性及び発がん性はない。
 モネンシンナトリウムの薬理学的活性に基づき、イヌにおいて0.345mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)が示された。当該NOAELから導き出された許容一日摂取量(ADI)は0.003mg/kg体重である(不確実係数:100)。Elancoban(登録商標)G200は消費者に対して安全である。現行の残留基準値(MRL)は、休薬期間1日が厳守されれば、消費者の安全を確保する。
 Elancoban(登録商標)G200に含まれるモネンシンナトリウムは、肉用鶏及び採卵鶏のコクシジウム症を効果的に制御する可能性がある。肉用七面鳥においてElancoban(登録商標)G200のコクシジウム抑制剤としての有効性を結論付けることはできない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5891
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